大東建託L最終日 | パット上達ブログ

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結果は原江里菜の完全優勝で通算2V。

この日単独首位(2位のアン ソンジュを2打リード)で出た原ですが、前半では伸ばすことが出来ず#4(パー4)では短いところから3パットで△が先行して、ファンをドキドキさせました。

これが初優勝から7年目の緊張なんでしょうか。

こんな中、7組前を行くイ ボミがこの日7打伸ばし(8○1△)で-8でフィニッシュ(この時点で首位)。

しかし、後半に入ってからの原は最近のV争いの展開と少し違っていました。

こういう場面で、ティーショットを(力んで?)引っかけてることで脱落と言うことが多かったですが、この日の終盤のティーショットはリズムを狂わすことなく冷静な試合運びをしていました。

#14(パー5)では第3打を左下≒50cmへつけて○。これでイ ボミに並びました。

#15(パー4)では右FWBKからの第2打を左≒1.5に乗せて○(-9)。

#16(長いパー4)では、最近の原ですと、ティーショットを大きく引っかけるのでは?!と気になりましたが、正直なところボールは左ラフだったので心配でした。しかし、(ボールが浮いていたのはラッキー!)これを左カラーへ。カップまでは≒7m。近くまで寄せてパーで凌いでいます。ここをパーで上がったことで大きくVへ前進しました。

#17(パー3)と#18(パー5)は無難にパー。

特に#18では原のボールはFWからの第2打だったのでONを狙うとアン ソンジュは自分の第3打地点へ先行するという珍事(?)もありましたが、原は慎重にこれをレイアップしました。

原はこの日3○2△として逃げ切りました。

1打差の2位はイ ボミとアン ソンジュでした。

アンの#18の第3打は一度カップに入った後、跳ね上がってピン下≒50cmの○。
あまりにクリーンにカップインしたので出てしまいましたが、5mm位ずれれば、カップ内に止まった(◎)可能性大でした。そうなれば原への心理的な影響も多大だったでしょうが、あまりのスーパーショットも原に味方したと言うことでしょうか。

原はこれで「NEC軽井沢2008」以来のツアー2勝目。

ホールアウト後、アンは長いハグで原を祝福し、同じくイもハグして原を祝っていました。

良いですね、原の万感の優勝に対して祝福するこの友情!!

更に感動を高めた場面でした。

蛇足:
TVの「鳴沢品質」というスポットCMで、カップ切りの場面が放映されていましたが、クルーの足元をご覧いただいたでしょうか?
カップ周りの凹みを防ぐため、靴はカップ位置から1足分以上離れて作業をしていましたね。
 →「カップからの拾い方」

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