今、旬な小平智ですが、この試合も金亨成に持って行かれるような展開でした。その金が名物ホール#16(3)で大トラブル(*1)で自ら後退(+3で通算-12)し、このホールをパーで凌いだ小平と時松隆光がこの時点で首位に並びました(-13)。
小平は#17(4)で下からの≒4mのパットを決めて○(-14)。
最終ホール#18(4)では、ティーショットを右深いラフ、レイアップしてFWからの第3打をピン奥1m強に乗せて「ここだけは緊張した」という下りのパーパットを慎重に決めて勝負あり、でした(-14)。
1打差の2位は時松。
更に1打差の3位に片山晋呉と金亨成。
今季、毎回のように上位に来ている小平ですが、今季初Vで結婚後初Vですから嬉しかったでしょうね。
「BSオープン2016」以来の通算5Vです。
小平のパットはストロークの軸が不動です。
ですから、安定した転がりが得られるんですね。
この試合を終わった時点で、平均パット数=1.7493でランク4位。
これがあるから、攻めのゴルフが出来る。
いま、小平は乗りに乗ってると言えます。
もっと勝っても不思議じゃないと思うのですが、、、。
*1:ピンは左。逆玉だったように見えたティーショット。左崖下からのリカバリーは木の枝があり高く上げられないし、急傾斜なのでワンクッションは採らず、右バンカーの右の斜面へ。
ここからは打てないと判断して敢えてバンカーへ入れ、ここからピン左上≒3mへ。ダブルボギーパットが入らずトリ。