JTカップ最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントをGreen Keeperが発信します。

首位Tで出た宮里優作が完璧なゴルフ。

1◎6○ノー△と8打伸ばし楽々の今季4勝目を挙げました(-15)。

「中日クラウンズ」「日本プロカップヌードル杯」「ツアーワールド杯」も今回も高額賞金レースに勝って、この日は逆転での賞金王をもぎ取っています。選手会長が賞金王というのは史上初だそうです。

 

2位は6打差でS・ノリス。

更に2打差で久保谷健一とS・ハンでした。

 

宮里は昔からショットの切れに定評がありますが、最近というか今季はパットにさえがあります。一言でいうと距離勘が良くなってきています。

2日目はそのパットが乱れ#18(パー3)では4パットの□で、この日のパット数は35。しかし、3日目にはパット数29。

 

これもタッチが戻ってきたからで「タッチが出て(チャンスで)入るまで待てる」と。最終日もあわてず騒がず着々とスコアを伸ばし、終盤は一人旅の様相でした。

 

宮里のパット。

平均パット数とそのランクは

昨年は1.8065 73位

今季は1.7420  1位

凄い成長ぶりですね。

 

グリップを変えた(右手クローグリップ)ことや、この試合中にもアドレスを修正したとか言われてますが、距離感が良くなってることが最も貢献していると思います。

距離感が良いから、チャンス(バーディー)を待てるんですね。

良いショットで乗せ、そこからのパットは入らなくてもパーは確実にゲット。「入るまで待てる」というところが強さとゆとりを示しています。

 

「もう少し強ければ入った、の嘘」で示したように、曲がるラインではタッチが合ってなければ入りません(カップ径はボール径の≒2.5倍ありますから許容差はありますが、、、)。

距離勘が合っている選手が試合に勝つと言っても過言ではありませんが、今年の宮里は年間を通してタッチが合っている印象を受けました。

 

宮里はプロでなかなか勝てず11年目にしての初Vもここでした。

「JTカップ2013」 

このころはショットが良いのにパットに冴えがなくて何度も涙をのんでいます。それを乗り越えて練習に励んだ結果が今の宮里優作だと思います。

 

 

ここ(東京よみうりCC)#18(パー3)の傾斜は国内随一の傾斜ですね。→「止まりません」

下りのパットを打ったら、傾斜分だけで≒10m転がる計算です!

歴戦のプロも手こずるわけです。

 

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