【読書日記】上手い会話のポイントは「3K」にある。-「ツカむ!話術」
おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓
「ツカむ!話術」 パトリック・ハーラン 角川oneテーマ21
日本人はコミュニケーションが下手。
よくそう耳にします。
確かに、私自身も苦手だと感じているし、
周囲にもそういう人が多い気がします。
実際に下手かどうかは別、ですが。
では、外国人から見たらどうなのか。
本書は、アメリカ出身の日本の芸人。
パックンマックンのパックンが、
日米両方の慣習や教育を踏まえて、
使える話術を教えてくれています。
なんとなくダラダラ話す。
それはできる、というかそういうとき、
会話を意識することはないですよね。
実際に会話が苦手と感じるのは、
仕事をしていく中であったり、
初対面の人と会ったときだったり、
人前で話すときだったり。
そんなとき、もし苦手意識があっても、
次のことを意識するだけで変化がある
かもしれません。
普段、私たちは無意識的に会話をして
いることが多い気がします。
なんとなく苦手に感じて、
なんとなく上手くいかない。
それでは、進歩がありません。
会話を通してどうしたいのか。
いいプレゼンがしたいのか。
報告をばっちりしたいのか。
誰かをデートに誘いたいのか。
話し方も、達成したい目的によって、
当然変わっていくはずです。
このポイントを、どれだけ意識して、
会話をしているのか。
意外と意識できていないですよね。
それは、苦手意識に加えて、
日本人の空気の読み方というのも
影響しているようです。
全部言う必要がないとか、
相手が汲み取るべきだとか、
そういう認識を改めなければ、
今後はいけないということです。
空気を読むということは、
自分の認識が正しいものとして、
行動に移す部分がありがちです。
それがお互い正しいとは限らず、
結局空気が読めないと思ったり、
相手に思われたりします。
共通認識を持つというのは、
簡単なことではありません。
特に、言葉にしない状態で、
認識を近づけていくというのは、
同じ日本人同士でも難しいこと。
いろんな人間がいることを、
きちんと受け入れなければ、
会話が得意になるということは
ないのです。
この部分はとても納得です。
仕事をしていて何かうまくいかない
と感じるときは、多くの場合に、
認識が共有できていなかったり、
ずれていたりするものです。
家族や恋人とすれ違うときも、
お互い自分の考えを押し付けていて、
相手を理解しようとしていないから、
そういう状況になってしまいます。
本書は一発ツカむ!という技術は、
正直あまりないかと思います。
しかし、会話の姿勢を見直すには、
とても良い本です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
ツカむ! 話術 (角川oneテーマ21)
本日の1冊はコチラ↓
「ツカむ!話術」 パトリック・ハーラン 角川oneテーマ21
日本人はコミュニケーションが下手。
よくそう耳にします。
確かに、私自身も苦手だと感じているし、
周囲にもそういう人が多い気がします。
実際に下手かどうかは別、ですが。
では、外国人から見たらどうなのか。
本書は、アメリカ出身の日本の芸人。
パックンマックンのパックンが、
日米両方の慣習や教育を踏まえて、
使える話術を教えてくれています。
なんとなくダラダラ話す。
それはできる、というかそういうとき、
会話を意識することはないですよね。
実際に会話が苦手と感じるのは、
仕事をしていく中であったり、
初対面の人と会ったときだったり、
人前で話すときだったり。
そんなとき、もし苦手意識があっても、
次のことを意識するだけで変化がある
かもしれません。
『一言でいえば、目指すのは3Kです。「キツイ•キタナイ•キケン」の3Kではありません。僕が言っているのは、古代ローマで世界一の話術の持ち主と言われていたキケロが説いた、相手を説得しようとする時の目的を指す3K。「気持ち•考え•行動」。キケロの話術の三つのポイントを、キャッチーな日本語にしてみました。話術をちゃんと活かせば、相手の気持ちや考えを変え、行動するように説得できます。そして最後のKである「行動」が話術の最終的な目標です。』(P41)
普段、私たちは無意識的に会話をして
いることが多い気がします。
なんとなく苦手に感じて、
なんとなく上手くいかない。
それでは、進歩がありません。
会話を通してどうしたいのか。
いいプレゼンがしたいのか。
報告をばっちりしたいのか。
誰かをデートに誘いたいのか。
話し方も、達成したい目的によって、
当然変わっていくはずです。
このポイントを、どれだけ意識して、
会話をしているのか。
意外と意識できていないですよね。
それは、苦手意識に加えて、
日本人の空気の読み方というのも
影響しているようです。
『日本のように、ハイコンテクストの国の中で同じ国の人と話すだけなら、阿吽の呼吸に頼ってもいいんです。でも、昨今のようにグローバル化が進めば進むほど、地球全体がどんどんローコンテクスト化していきます。自国の中でも、これまでの常識や価値観が通じない人を相手に話す機会が増えます。なので、ハイコンテクストな国々も、かつてそれぞれが固有の文化性を維持できて、自国の人同士だけでコミュニケーションを取っていた時代から意識を変える必要があります。』(P126)
全部言う必要がないとか、
相手が汲み取るべきだとか、
そういう認識を改めなければ、
今後はいけないということです。
空気を読むということは、
自分の認識が正しいものとして、
行動に移す部分がありがちです。
それがお互い正しいとは限らず、
結局空気が読めないと思ったり、
相手に思われたりします。
共通認識を持つというのは、
簡単なことではありません。
特に、言葉にしない状態で、
認識を近づけていくというのは、
同じ日本人同士でも難しいこと。
いろんな人間がいることを、
きちんと受け入れなければ、
会話が得意になるということは
ないのです。
『人の価値観は容易に変えられません。相手の価値観を切り崩し、新しい認識を持ってもらおうとして衝突すると、相手はかえって頑なになってしまう。最終的に納得して行動してほしいなら、相手の価値観まで変えようとするのは賢明なやり方ではありません。価値観というのは、相手を知るとわかってきます。特にコモンプレイスがわかると、相手の価値観が見えてきます。そのコモンプレイス、共通認識を上手に使いながら相手の懐に入り込む。その上で自分の意見を伝えていくんです。』(P176)
この部分はとても納得です。
仕事をしていて何かうまくいかない
と感じるときは、多くの場合に、
認識が共有できていなかったり、
ずれていたりするものです。
家族や恋人とすれ違うときも、
お互い自分の考えを押し付けていて、
相手を理解しようとしていないから、
そういう状況になってしまいます。
本書は一発ツカむ!という技術は、
正直あまりないかと思います。
しかし、会話の姿勢を見直すには、
とても良い本です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
皆さんの応援でランキングが上がります!!!
ぜひ当ブログを人気ブログにするために1票いただけるとうれしいです♪
ツカむ! 話術 (角川oneテーマ21)