【読書日記】失敗に対する向き合い方こそが重要。-「失敗はお金に変えられる」 | ほぼ日blog~通勤読書で継続力を高めよう!~

【読書日記】失敗に対する向き合い方こそが重要。-「失敗はお金に変えられる」

おはようございます。
本日の1冊はコチラ↓


「失敗はお金に変えられる」 菊原智明 経済界新書


皆さんは、失敗をされますか?
全くしない人はいませんよね。

私もよく失敗をします。
大きな失敗は多くないのですが、
細かい失敗をよくするので・・・

それがチェックリストだったり、
情報共有の方法だったりになり、
雑誌のネタになった次第です。

と、自分自身を振り返っても、
失敗というのはネタになるし、
良い方向に変えるチャンスだと
いうことに気づきます。

本書は、日頃の失敗をいかにして
活用していくべきかを紹介しています。

菊原さんは住宅メーカーで、
4年連続トップ営業マンでした。
しかし、その前は7年間売れない営業
の時代が続いていました。

菊原さんの売れなかった時代のお話を
聞いていると、壮絶なお話というか、
ネタにしか聞こえないようなものも
あるくらいです。

聞いている分には面白いですが、
自分ごとだったら大変どころじゃない
ものばかりです。
(詳細は本に譲りますが・・・)

ただ、菊原さんも書かれていますが、
失敗があり、売れない時代があったから、
その後の活躍につながるのですね。

重要なのは、失敗しないことではなく、
失敗から学べることです。

『「できることならずっと成功していたい」そう思う人も多いでしょう。1つ1つステップを踏むように順当に成長していけたら、どんなに楽しいでしょうか。しかし、物事はそうはいきません。どんなに上手く行っているように見える人でも、手痛い失敗を何度も経験しているものです。ときには、「取り返しがつかないことをしてしまった・・・」と思うほどの大失敗をすることもあります。その失敗こそ本当の学びになります。』(P47)

たぶん、失敗しないのは無理です。
同じようにやっているはずでも、
自分の調子が良くないときは、
どうしてもブレが出てしまうもの。

集中力が続かずに、ついうっかり。
などという経験、ありませんか?

万事がうまくいかないからこそ、
成長の余地があります。

思い返すと、私も失敗は多くて、
仕事柄あまり書けないのですが、
恥ずかしい経験もありました。

あと、単純に忘れっぽいので、
何かあると資料化するクセがつき、
それが案外役立っているのです。
気付けばいろいろな人が使っている
ことが判明したり、とか。

なので、再現性って大事だな、
と次の文章を読んで納得しました。

『窮地に追い込まれたときのアイデアは、その後の人生を大きく変えるようなインパクトがあります。しっかりと体系立ててコンテンツ化することで、何度でも同じ結果を得ることができます。再現性のあるコンテンツは自分だけでなく、人にも伝えられます。ただし、注意点があります。"奇跡"はコンテンツ化できないということです。(中略)過去の失敗は活かすべきですが、奇跡は捨て去ったほうがいいのです。あなた自身も奇跡的に上手くいったこともあるでしょう。喜ぶのはいいのですが、再び追い求めることはしないでください。10回、20回に1回の奇跡ではなく、何度やっても同じ結果が出ることをまとめ、コンテンツ化して欲しいのです。』(P151)

仕事にはどうしても属人性の部分が
残ってしまい、全部をコンテンツ化
することが難しいです。

なので私は、自分が作った資料を、
よく他の人に見てもらいます。
自分ではよく書けているつもりでも、
意味が全く伝わらないこともあります。

それは単純に相手側の問題である
場合もなくはないのですが、
書き手である自分にも少なからず
問題はあるものです。

原因は、自分がわかり切っている部分を
省略してしまったり、簡素化していたり
する場合があることです。

加えて、自分の理解が十分でない、
という場合もあります。
「奇跡」とまでは言えなくても、
なんとなくできてしまっている部分は、
案外あるものです。

それで伝わらないことも失敗のうち。
コンテンツ化して終わりではなく、
どうすればさらに良くなるかを、
追求すればいいんですよね。

そこまでする人はあまりおらず、
中途半端にしないでいることが、
他の人に差を付けるチャンスです。

『結果を出せない人は1回のインプットで諦めるのに対して、成功者は達成するまで何回も同じことをインプットし続けているということです。一回の挑戦で終わるか、それとも諦めずに何度も挑戦するのかで、成功するか、そのままくすぶり続けるかが決まります。(中略)挑戦して失敗したことを1回であきらめるなんて、非常にもったいないことです、一度であきらめれば、費やした時間と労力がムダになります。あきらめずに挑戦すれば、失敗は貴重な経験に変わるのです。』(P166)

失敗をするかしないかではなく、
失敗に対する向き合い方が、
成果に差を付けます。
失敗すると怖くなりますが、
逃げた先には成長はありません。

ということを、自分の胸にも刻み・・・
今日もまた仕事にしっかり向き合い、
逃げることのないようにしたいと思います。

4月も後半となり、
気持ちもちょっと緩んでくる頃。
ぜひ本書で引き締めてください!












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失敗はお金に変えられる (経済界新書)