沖縄ニライカナイツアー 7 聖人 | 精神世界の鉄人のブログ

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沖縄旅行では、「菩提樹苑」という所にも行きました。

場所は、糸満市米須という所です。

 

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有名な「平和記念公園」の近くです。

ここには、沖縄の戦没者だけでなく、敵国の米軍の戦没者も、祀られていることでも、知られています。

 

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韓国など、外国の戦没者も、同時に祀られています。

 

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「平和記念公園」から、車で、数分走った所に、「魂魄之塔」という塔があり、そこが目印です。

 

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この塔の斜め向かいに、小さなハウスが立っています。

ここが、その場所なのです。

 

ハウスの前で、記念撮影です。

 

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いろいろなメッセージも、刻まれていました。

 

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そして、ここには、ハウスの中に、ある樹が植えられているのです。

 

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その樹は、なんと、ブッダが悟りを開いたとされる、「聖なる菩提樹」の分け木なのです!

 

「沖縄菩提樹苑」には、本物の菩提樹の樹があるのです。

これも、今回の沖縄旅行で、初めて知りました。

 

この「聖なる菩提樹」の分け木は、紀元前3世紀に、アショカ王の皇女であった、「サンガミッタ」によって、「ブッダガヤ」から「スリランカ」に持ち出された以降、なかったそうです。

 

ここでも、「スリランカ」が、登場しましたね。

思い出してください、この世界の理想郷である、「補陀落浄土」の候補地の一つが、「スリランカ」だったことを…

本場の「インド」以外で、本物の菩提樹があるのは、「スリランカ」と「沖縄」だけなのだそうです。

 

 

ここは、「沖縄戦戦没者の御霊を慰めるため」という目的で、インド大菩提協会サラナトセンターの許可を受けて、平成17(2005)年に3本の分け木が、沖縄へとやってきたそうです。

 

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目の前に、世界中の水が、置かれていたのですが、その中の一つのボトルのラベルを見て、驚きました。

見てください、左から二つ目を!

「ポタラ宮」と書かれています。

そこから、持ってきた水なんですね~!

「補陀落」の語源、古代サンスクリット語の「ポータラカ(浄土)」ですね。

ここにも、「補陀落渡海」が、出てきました。

 

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また、このハウスができた後に、「ダライ・ラマ14世」が、沖縄を訪問したことがあったそうです。

それを記念して、「ダライ・ラマ14世来沖縄記念館」とも、呼ばれているそうです。

 

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このハウスを見学した後、ここの敷地内に、木製のテーブルと椅子があったので、ツアーの参加者たちと、いろいろなことを、語りました。

 

その中で、特に、語り合ったのが、「聖人」についてでした。

 

 

「聖人」というのには、いろいろな定義があると思います。

 

一つ目です。

ある漫画に書かれていた話です。

その作品の中で、主人公の男の子が、先輩のような男の人と、問答するシーンがありました。

 

 

主人公の男の子:「聖人とは、どういう人のことを、言うのですか?」

 

先輩の男の人:「どんな状況でも、決して、怒ったりもせず、何をされても無抵抗で、相手に、反撃や復讐をしない人のことだよ」

 

主人公の男の子:「そんなことが、可能なのでしょうか? それじゃあ、自分の家族が、目の前で、悪人に襲われても、そういう態度を、つらぬくということですか?」

 

先輩の男の人:「そうだ。そういうことだ」

 

主人公の男の子:「それは、現実的に無理なのではないですか? そんなことは、不可能だと思います」

 

先輩の男の人:「そのとおりだ。君の言うとおりだ。だから、古今東西、世界中の聖人には、必ず、屈強な護衛が、その聖人の身辺にいて、聖人を護っているのだ」

 

主人公の男の子:「なるほど…、そういう理屈なんですね…」

 
 
私は、これを読んで、「う~ん」と唸ってしまいました。
たしかに、なるほど…、ですね。
 
 
 
二つ目の「聖人」の話です。
 
「聖人」というのは、人格者でもあるのですが、特殊な能力を持っていることも、多いです。
いわゆる、超能力や霊能力も、兼ね備えている人が、ほとんどです。
 
卓越した人格と能力があると、多くの信者ができます。
そこまでは、いいのですが、それが、長期間、続いてしまうことがあるのです。
挙句の果てには、依存心をもってしまう信者が、増えてしまうのです。
ずーっと、その聖人を指導者といして、甘えてしまい、自力で、人生を切り開いていく力が、弱くなってくるのです。
 
そこで、古来から、ほとんどの聖人は、最後の仕事として、信者たちの依存心を、断ち切るようなことをします。
 
 
たとえば、「キリスト」だと、民衆から、石を投げられながら、罪人と一緒に、十字架に磔にされて、それまで、自分を尊敬したり、信頼していた人々に、幻滅させるような姿を見せたのです。
それで、自分から離れて、精神的に、自立するように、もっていったのです。
 
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これは、聖人が、自分自身で、意識的にやることもあれば、天上界の神々が、本人がわからないように、無意識で導くこともあるようです。
 
「本物の聖人」の最後の仕事は、それまでの弟子や信者たちとの信頼関係を、わざとぶち壊すようなことをやり、人々を、幻滅させることなのだそうです。
 
 
そういえば、20年くらい前にも、インドの「サイババ」という聖人が、後から、いろいろな悪さをしていることが、バレて、信者たちから、幻滅させ、たくさんの信者が、怒って、彼の元から、去っていくという、世界的な大事件がありましたね。
 
もしかしたら、「サイババ」も、そうやって、わざと、悪人役になり、信者たちから嫌われるという、最後の大芝居を演じた、「本物の聖人」だったのかもしれません。
 
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最近では、「マザー・テレサ」も、そういう「本物の聖人」だったのだろうと、思っています。
 
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これらの聖人たちは、わざと嫌われたり、幻滅させるようなことを、やったということです。
たしかに、そう考えたほうが、辻褄があいますね。
 
 
 
三つ目です。
 
ある講演会で聴いた話です。
 
「俗人」というのは、地面を歩いている人だそうです。
そして、雲の下の気候に、気持ちを影響される人だそうです。
 
つまり、晴れの天気だと、嬉しくなったり理、喜んだりします。
反対に、大雨や雷雨の天気だと、不安になったり、気持ちが沈んだりするのです。
こうやって、雲の下の天気の状態で、感情を動かされる人のことを、「俗人」というそうです。
 
 
一方で、「聖人」は、空を飛んでいる人ではなく、実は、この人も、普段は地面を歩いているそうです。
しかし、雲の下の気候には、影響を受けないのだそうです。
 
晴れの天気でも、大雨や雷雨でも、気持ちは揺るがず、いつも同じように穏やかな気持ちを保っているそうです。
それは、雲の下が、どんな天気でも、雲の上は、いつも、美しい日の光が、輝いているということを、知っているからなのだそうです。
雲の下の天気の状態で、感情を動かされない人が、「聖人」だというのです。
 
この話も、なるほど…、ですね。
 
そういえば、昔、坂本九ちゃんの歌で、「上を向いて歩こう」というのもありましたね。
その精神を持っている人が、「聖人」なのですね。
 
古代史の中では、「天照派」の人々のポリシーが、これだと思います。
 
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次回に続きます。
 
 
 
 
 

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