『危機感が無い事が問題1』の続きです。


小さい子をお育ての親御さんからすれば

『そんな事やってるわよ!

とお怒りの方もいらっしゃるでしょうが

一言で言えば



本当にちゃんとやっている方は
結果が付いて来ますから。




って事です。



ちょっと前の記事にも書きましたけど

おねえさん『夏休みの宿題やってるの?』

『やってるって!いちいち言わんとってよ!』

おねえさん『本当にやってる?』

『私には私のやり方が有るんやから
 いちいち言わんとって!』


と言ってても

宿題を提出する日に出来ていなければ


それはやってないって事なんですよ。



それと同じで

やってる!
分かってる!
頑張ってる!


と言ったって

結果が伴っていなければ

やってない!
分かってない!
頑張ってない!


って事になるんです。




こんな事を言っちゃあなんですが

世の中に出れば結果が大事なのに

過程ばかりを重視して

結果は度外視した教育
になっているから

今の親世代は

自分がどれほど頑張っているかって点ばかりを強調し

どれ程頑張っているかを主張するんだと思う。



私達の世代は

『結果を出してナンボ』

の世代だったので

いわば

『働かざるもの食うべからず』

と同じで

働く(過程)→金を稼ぐ(結果)→飯が食える(報酬・評価)

になっていた訳だ。



ところが

結果が出なくとも

頑張っている過程に対して報酬や評価を与えるべきとしているからこそ

頑張れば結果が出なくとも評価されるべき

になる訳だ。



逆に言えば

そう言う考えの教育現場から生み出された世代が増えるからこそ

結果は別として

今のママたちは頑張ってます!!
( ̄^ ̄)フンッ!!


だの

社会が優しくない!
……(-""-;)


だのになる訳だ。



確かに優しくない方も中には居るだろうが

社会に優しさを求めるのであれば

結果に繋がる様な努力をしているかと問いたい。



やってます!!!

と言う方は

結果が伴ってるからそう言えるんだよね?と問いたい。



ずっと前にも書いたけど

子育て支援だのなんだのを

昔と比べれば比べ物にならないくらい恵まれているにもかかわらず

それでもまだ足りないとの状況は

どんどん親力や躾力の低下に

親としての自覚が希薄になって行っているんだと気が付くべきだ。



だからこそ

自分で頑張ろうだの

何とか出来る様にしようと思っている方達には情報が無く

子育て雑誌に手抜き情報があふれる事になっている訳だ。



『実家からお米や野菜を送って貰ってます♪』
『お惣菜を利用してたまにはユックリと♪』
『給料前に実家か義実家に行って食費を浮かせる』
『旦那や実家に子供を預かって貰ってリフレッシュする日を作る』


なんて事が書かれていても

旦那が泊まり勤務だったり単身赴任だったり

近所に実家も義実家も無い場合はどうすりゃいいんだ?


そもそも他力本願の方法じゃなく

自分(または夫婦)で出来る様なアドバイスが

本来の親力や躾力などに繋がるのに

『そんなの周りの人に任せちゃったら楽よ~♪』

的な情報にしてしまうと

増々その情報に洗脳された親が増え

社会が優しくない!

と声高らかに言う事になる。



簡単な話し

ホウレン草が1束50円だから

コレをどうやって料理すれば節約になるかって質問に対して

『冷凍のホウレン草を買う方が便利よー。
 残ったらまた冷凍庫に入れとけばいいんだしー』
『別にホウレン草にしなくてもイイんじゃないの?』
『どうしてもホウレン草を食べたかったら実家に行っておねだりすれば?』
『旦那にして貰えばイイじゃん♪』


って言ってるのと同じで

いわゆる

バカ扱いされているんだって事に気が付くべきだ。



今はシングルママも増え

共働き家庭も増えているが

それでもやっぱり子供の安全を考えるのは親であり

子供を守るのは親だろうよと私は言いたい。



今の子供達は

この先今の親世代以上に社会への依存心が強くなり

自己解決力や意識が低下し

今の親世代以上に

周りが何をしてくれる?
社会が何をしてくれる?
給付は?
支援は?


になるのだと思うと

そりゃあ国力の低下は進むだろうなと思う。



年金問題にしても

生活保護不正受給にしても

危機感も無く

する事もせんとって貰う事ばっかりの話しをしていたからこそ

今こうなってる訳で

ある程度の『痛み』は必要だったのに

痛い思いもせんと

貰う事ばっかりで来たからこそ

ココに来て増税増税になり

削減削減になって来ている訳だ。



権利と義務は表裏一体なのに

権利ばっかりの主張を尊重して来たからこそ

義務ってなに?オイシイの?

って言う奴が増え

そうやって追いつめて病むんだ!
病気だから働けないのに!


と元気良くカラオケ行って飲みに行く奴が増える訳だ。



今後の社会を担う子供達の教育現場を何とかしようとしても

親達の足並みが揃わないから仕方がない。



結局は

当ブログで何度も使うフレーズの様に

みんな一緒は無理なんで

我が子だけでもマトモにするって事に

また

我が子は自分で守るって事に

気が付いた者勝ちだって事だと思う。


↓↓↓こんなのが出来てた(笑)

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