大阪の教育委員会で

運動会で行われるピラミッドの組体操の段数が

ピラミッド5段・タワー3段と規制された。


それに対して

反対意見として(保護者の意見として)

『みんなで一体感のある演目だったのに残念。
 見ていて出来たら感動する。』

『みんなで一つの事を成し遂げる達成感があるのに。』

『それぞれの学校に任せればイイのでは?』


とかあった様ですが

賛成意見としては

『他の内容でもイイ』

『毎年かなりの数の事故が起こっているのに
 なぜまだするのか。』


らしく

まだほかにも細々と有るんですけどね

私個人の意見ですけど


あんなもんに達成感を持ってる人ってーのは
少なくとも上段に登ってる人だけやないの?
ずーっと最下段に居る者にとっては
ダラダラトロトロ登っている間
ずーっと膝も手も背中も痛いままで
ずーっと耐えるのみの演目なんで
達成感や無く
早よ終わってくれよ!としか思ってない!

背の高い子や体重の重い子は
無条件で延々と最下段決定。
それは学年が上がっても
毎年毎年最下段で
あんなん見て達成感を感じて感動するのなんて
比較的上段の子の親だけちゃうん??

最下段の子の親にしてみれば
崩れたら怪我してまうんちゃうやろかとか
痛そうな苦しそうな顔しとるのに
さっさと登ったれよ
何トロトロしとんねんと思って見てるし
それが7段やら8段やらって
誰得??上の子だけが嬉しいんちゃうん??
としか思わん。

せやから余計に
比較的上段の子の親と
教職員が楽しんでる演目としか思ってない。

ウチの学校は毎年7段ですとか
今年から8段に挑戦して成功しましたとか
ぶっちゃけ個人的には
見ていて意味の分からん演目の一つやわ。

同じ下段でも
騎馬戦の馬役とは意味が違う。

騎馬戦の馬はその動きやパワーや機転が発揮されるんで
たーだ下でじっと耐えるだけの下段とは意味が違う。




と言うのが私の意見な訳で

そもそもピラミッドを演目にする必要性を感じん。


それこそ

『他に代わるメニューでも
「一体感」を感じる内容は有るはず』


と言う教育委員会役員の意見に同感やわ。



運動会の演目に

『・組体操』

って有ったら

コレ見て誰が嬉しいんやろ?

と今でも思う。


6・3・3の12年間

ずーっと最下段の子は実在する訳で

その子は嬉しいと思ってるか?

達成感を感じて毎年やりたい演目やと思ってるか?


そこん所を聞いてみぃやと

本気で思う。



ちなみにウチの長男はチビでガリやったから毎回最上段やったんで

達成感と言うよりも

最下段の子の親御さんに申し訳なくてしゃーなかった。


次男はポッチャリ君やったけど

これまたチビやったんで比較的上段が多かった。


見てて下段の子達が気の毒過ぎて

もうやめたってと毎回思って見てた。


ちなみにちなみに

私の時代は組み体操は男子のみの演目やった。


組み体操の最後のピラミッドやタワーが無ければ

それなりに組み体操自体は個々の努力で協力して

成し遂げるって言う意味がある内容やと思うけど

ピラミッドやタワーの『必要性』がいまだわからん。




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