私が同居反対派な訳は

 

ズバリ

 

『メリットが無い』からです。

 

 

もしくは

 

メリット・デメリットを比べた場合

 

デメリットがメリットを大幅に超えていて

 

もうメリットがかすんで見えなくなるほど

 

デメリットばかりの場合に限ります。

 

 

 

 

 

『人間関係にメリットだのデメリットだの考えるのはおかしい』

 

とお思いの方が

 

もしいらっしゃったならば

 

ハッキリ言いましょう

 

『そんな事を考える方は

 相手に対してデメリットを多く与える側です』

 

 

・やって貰って当たり前

・出して貰って当たり前

・見て(看て)貰って当たり前

 

 

 

私は常日頃から書いている様に

 

人間関係に大事な事は

 

『持ちつ持たれつ・お互い様』

 

だと思っています。

 

 

 

最近の記事にも書いている様に

 

またコメントでも頂いた様に

 

若くして結婚したからお金が無いと言う理由で

 

親に住まわせてくれと頼み

 

子供の面倒を見て貰ったり

 

生活費や食費などで世話になっておきながら

 

いざ親が歳をとって介護等が必要になった頃には

 

今まで面倒を見て貰っていた子供も成長し

 

自分達もある程度の稼ぎがある様になっているせいか

 

あたかも今まで何一つ世話になっていないかの様に

 

『ジジイもババアも早く死ねばいいのに』

 

と言うお嫁様は実在します。

 

 

別居で生活していたら

 

子世帯に掛けた生活費の援助をしていた分の貯金や

 

孫を見てやっていた分の時間

 

交友関係やら旅行やら

 

それこそ人生をもっと楽しめたかも知れません。

 

 

当然

 

『お前らが今そう言う生活が出来る様になってんのは

 元々誰のおかげや!

 誰に助けて貰ったと思ってんねん!』

 

と言って当然の話しです。

 

相手が親だからって

 

『して貰って当たり前』って話しではありません。

 

 

親だから『して貰って当たり前』と言うのであれば

 

子なんだから『面倒見て当たり前』

 

と言う流れになるのはご存じか?

 

 

 

親だからして貰って当たり前と言う割には

 

いざ親の面倒を見る立場になったらば

 

『なんで世話掛けるかなー!

 あー!別居したいー!

 ジジイもババアも早よ死んでくれんかなー!

 出掛けた先で事故にでも遭って死んでくれればいいのに!』

 

と言うお嫁様は実在します。

 

 

 

 

 

 

逆に

 

誰しもが同じ様に歳を取ると言うにも関わらず

 

それ相応の年齢でもそれなりの蓄えが無く

 

いわゆる

 

『同居して面倒見て貰わんと食べて行けない』

 

と言う

 

親世帯からの同居希望と言うか強制と言うか。

 

 

 

ぶっちゃけ海外ならいざ知らず

 

この日本は貧乏人でも死ねなんて言わない国ですから

 

子供に面倒を見て貰わないと食べて行けない事は無いんです。

 

 

 

そりゃあね

 

子供が病気がちで入院やら手術やらと

 

相当お金が掛かって

 

それで老後の資金が蓄えられなかったと言うならまだ解りますが

 

そうでないのであれば

 

単に

 

『生活設計ミス』だっただけです。

 

『見通しが甘かった』だけです。

 

 

以前の記事にも書きましたが

 

ある日突然子供が大きくなる訳ではなく

 

ある日突然40や50になる訳ではなく

 

『後○年で子供は○歳』と分かった上での訳で

 

『後○年で定年』と分かった上で日々時間が過ぎていきます。

 

 

その中で50や60になった時点で

 

この先の生活の見通しが暗いって言うのは

 

ある意味『認識の薄さ』であり

 

『自覚の無さ』としか言いようがない。

 

 

 

 

 

 

 

でね

 

半世紀前であったならば

 

電化製品であったり交通機関であったり

 

福祉サービスであったり

 

今とは比べ物にならないほど

 

大変不自由した状況だった訳ですよ。

 

 

だからこそ

 

若い者が歳を取った者の世話をしなければ

 

成り立たなかった時代だった訳です。

 

 

 

けれども現在は

 

敬老パスもあれば

 

介護保険だのシルバー人材センターだの

 

介護支援だの地域包括安心センターだの

 

冷凍食品は充実し

 

配食サービスも1食700円ほどで

 

10種類ほどの食材が入る弁当が届き

 

ぶっちゃけ年寄りには2食分ほどの量があるんで

 

将来的には配食サービスを夫婦二人で分けて

 

ご飯と味噌汁だけ用意すれば

 

十分食べて行けるよねって

 

我が家では夫と話しをしている。

 

 

味噌汁もフリーズドライがあるし

 

電気ポットがあれば火を使わなくて済む。

 

ご飯だってパックの物で十分。

 

贅沢を言ったら切りが無い。

 

 

 

 

働いて頑張れば金が稼げる年代の子世帯に対して

 

援助してやる金があるならば

 

働けなくなって

 

金が年金以外入って来なくなる時の為に貯めておく方が

 

冷静に考えたら最も有意義なお金の使い方だ。

 

 

 

 

 

かと言って

 

全面的に反対ではない理由は

 

それぞれが持ちつ持たれつの関係であり

 

お互い様の認識で

 

物理的にだけでなく

 

精神的に信頼して支え合える関係であれば

 

同居は得る物が大きい関係になる。

 

 

ただ

 

『信頼して支え合える関係』なのか

 

『共依存』なのかが気を付けたいところだが。

 

 

 

 

 

 

 

親世帯からの希望での同居の場合

 

同居当時はそりゃ親も元気だから

 

『いざとなった時にはお願いね』と

 

まだまだ先の認識で

 

子世帯も『今すぐって訳じゃないから』と思いがちだが

 

冷静に

 

れいせーーーーいに考えてみれば

 

親の介護が必要になった頃と言うのは

 

子供(孫)が高校や大学とお金が一番掛かる時期であり

 

子夫婦の年齢もアラフォー・アラフィフと

 

働き盛りをちょっと過ぎて

 

色々とアッチ痛いコッチ痛いが出て来る時期だ。

 

 

子供(孫)の塾だ習い事だ学費だ部活だと

 

諭吉に羽が生えているのが見えるくらいに出費が多く

 

当然子夫婦は共稼ぎになる場合が多い。

 

 

その頃に

 

舅姑の介護って出来ます??

 

それも介護経験の無い素人が??

 

 

 

嫁に対して自分の親と同居して欲しい

 

もしくは

 

(長男だから?)同居は当たり前だと言う連中に問うてみたい。

 

アンタはいくら相手が年寄りとは言え

 

人間一人を風呂に入れて体をシモまで洗う事は出来るのか?

 

それも異性の年寄りを!

 

当然それ以外に着替えさせたり食べさせたり

 

通院と薬の管理に加え

 

掃除洗濯炊事に買い物に

 

子供の学校関係に習い事関係に

 

おまけに数時間であっても働きに行きながら

 

オマエは出来るのかと。

 

 

要するに

 

ややこしい事や困った事や

 

面倒な事全てを『嫁』がすると言う前提での事だから

 

具体的な想像を

 

舅姑や旦那連中はしていない。

 

その場になった時には嫁に丸投げする気でいるからこそ

 

問題意識を持っていない。

 

 

いざ介護が必要になった時点では

 

当事者であるにもかかわらず

 

その全てを嫁が担うと思っているので

 

危機感が無い。

 

 

そんな諸々を全部含めて

 

私は『同居反対派』なのである。

 

 

 

 

まぁ

 

一番の理由は

 

夫が休みで夫婦二人で過ごす日も多いこの頃ですが

 

コメダモーニングに行ったり

 

ふらっと日帰り温泉に朝から晩まで行ったり

 

買い物に行った先でもう外で食べて帰るかってなったり

 

一人の時は

 

昼ご飯を食べた後

 

する事が無かったら晩御飯の用意までひたすら熟睡したり

 

撮り溜めた録画を6時間もぶっ通しで見てたり

 

昼ご飯の代わりにカステラ食べてアイスクリームで済ませたり

 

そんなこんなが出来なくなるなんて

 

気が遠くなる…ガーン

 

 

せっかくジジババを見送り

 

お気楽極楽の日々なのに

 

あぁ…無理無理無理無理…

 

 


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