完璧に仕上げ、完璧なコンディションで完璧に進行しなければならない。

たった一つのミス、ひとつのパンチで状況は最悪な状態になる可能性が高い。ましてライト、ジュニアウエルターで倒れたカーン、2階級も上のカネロ、まして当日は170とも175、あるいは180まで膨れ上がると言われます。この体格の不利、パンチ力の差は致命的と言ってよいです。

パワー対スピード、確かにあのスピードは驚異的です。ただしカネロもスピードに対応できない、とは説得させられるにはちょっとクエスチョンマークな十分高い技術レベルです。

バージルハンター(カーン、アンドレウォードのコーナー)はメイの戦法や、物議の2-1で辛くも勝利、苦戦したララの戦いを参考にスピードと足を最大限に生かしたヒットアンドアウエーを青写真と描いているようですが、いずれにせよ、カネロ圧倒的有利なのは譲れないところですが、カーンの男気にイギリスのファン、世界中のファンは震えていることでしょう。

カネロ、勝利すれば、WBCからGGGとの指名試合令が出ています。自分はスーパーウエルターと公言、ミドルのタイトルは契約ウエイトでコットから手に入れたものだから。また周囲も理解を示しています。なにせ、まだ若い。メイvパックだって、対戦が望まれてから、たしか7年くらいかかってます。機は熟すにあらず。しばらくは155のキャッチウエイトを続け、タイトル返上の可能性が高いのではないでしょうか。ドリームマッチにはまだしばらくかかりそうです。

カーンが勝利すれば、間違いなくこの試合は歴史となりますが。。。






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