人と車が激しく行き交うニューヨーク。究極のテクニックで大都会を疾走するバイクメッセンジャー、ワイリーは、ある日、知り合いの中国人女性ニマから1通の封筒を託される。だが、これが悪夢の始まりだった。闇賭博に身を染めた悪徳刑事マンデーの執拗な追跡、背後にうごめく裏組織の黒い影、そしてニマを苦しめる政府からの弾圧…この封筒にはいったい何が隠されているのか、そして事件に巻き込まれたワイリーはこの危機を切り抜けることができるのか!
プレミアム・ラッシュ 2012年/アメリカ/デヴィッド・コープ
面白かったのですが、やっぱり、迷惑行為っていうか違法なので、見ていて不愉快な気持ちになりました。
なんせ、本当に危ないですし、他人の命を奪いかねない危険な行為だと思いますけど。
でもって、命懸けで届けたチケットといっても、子供を密入国させるためのお金であって、それを肯定するのもどうかと思いますし、ラストに急に“仲間”を意識させるのが微妙でした。
ワイリー役のジョセフ・ゴードン=レヴィットは地味なお顔でありながらインパクトがあるので、演技がうまくないとどんな役も演技ではなく“素”に見えてしまうと思うのですが、ちゃんとワイリーに見えました(失礼!)。
この先も楽しみです。
ヴァネッサ役のダニア・ラミレス、いいですね~。