ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

ヴェルサイユの宮廷庭師

2016-10-24 | 映画 ア行


1682年フランス。田園地方の庭園で、ひとりで生きるサビーヌの元に、予想もしない仕事のオファーが舞い込んだ。フランス国王ルイ14世が計画する新たなる王宮の庭園建設に白羽の矢が立ったのだ。国王の庭園建築家アンドレ・ル・ノートルとの面接を受けるが、伝統と秩序を重んじる彼と対立してしまう。しかし、自由な精神で向き合う彼女の言葉が忘れられず、宮殿における中心的な庭園造りをサビーヌに任せることにするル・ノートル。大きな可能性を秘める彼女に、少しずつ心魅かれていく。

ヴェルサイユの宮廷庭師 2015年/イギリス/アラン・リックマン




思っていたのと少し違いましたが、なかなか面白かったです。
タイトルからも、ヴェルサイユの話がほとんどなのだろうと思っていたのですが、結局のところ、庭師のラブストーリーでした。
宮殿や庭園の詳細や完成までの庭師の苦労などを期待していた私としてはちょっと物足りなくて残念。

残念ではあるものの、宮殿に住まう伯爵だの公爵だのは濃くもなく薄くもなく、程よいバランスだったと思います。
国王に物申すサビーヌもよかったのですが、でも、実際、どうだったんだろう?とか、平民のサビーヌを受け入れたヴェルサイユの女たちなど、
私の勝手なイメージ(ベル薔薇?)とはギャップがあって、若干、綺麗すぎるなーと思いました。

ケイトさんはいつものようにケイトさんらしいハマリ役だったと思います。
国王役のアラン・リックマンがとてもよかったです。
と思ったら、監督、脚本なんですねー。
しかも、今年、亡くなっていたなんて驚きました。
もっと監督作品を観てみたかったです、残念です。


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