にょっ記
穂村 弘 著 文春文庫 / 2009.3
今からジャニーズの一員になることがあろうかと考えたり、電車で武将OLに出会ったり。
俗世間をイノセントに旅する歌人・穂村弘が形而下から形而上へ言葉を往還させながら綴った“現実日記”。
ほんのり笑って、時に爆笑。
フジモトマサルのひとこまマンガ+カットでニヤリもプラス。
長嶋有・名久井直子ペアの「偽ょっ記」収録。
愛犬を亡くし、毎日メソメソグチグチの私に(亡くなる前からメソメソしてたけど)、ネットで出会って間もないワン友さんが送ってくれた本です。
本のプレゼントは格別に嬉しくて、感謝感激でした。
映画はなんとか観られるけど、本は何度読もうとして閉じてしまったことか…。
全く集中できないですし、読もうとか、読みたいとか、そういう気持ちにならなかったです。
これをきっかけに、本を開き、よし読むぞ!という気持ちになれそうです。
毎日泣いてばかりいると、
いざ、笑ってみようと思っても笑えない。
あれ?えー?笑えないし…と愕然とする。
無理に笑ってみようとすると涙が出てきて、
そんな自分のことがわからなくなってくる。
テレビを見て、わざと笑ってみると、
モノスゴク虚しい。
笑って虚しいってなんだろう?
無理に笑うことはないけれど、
笑い方を忘れてしまう前に笑っておこう。
※ちょっとだけ穂村さんっぽく?おかしくないけど(笑)。