ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

駅 STATION

2015-04-17 | 映画 ア行


雪の降る北海道の銭函駅で、三上英次は妻と別れた。警察官であり、オリンピック射撃選手でもある英次には、妻のたった一度の過ちも許せなかったのだ。ある日、英次の上司が凶悪犯に射殺される事件が起こった。だが、オリンピックが、目前の英次は捜査からはずされてしまう……。数年後、選手は引退したものの射撃の腕を見込まれて担当させられる非情な職務に、英次はやりきれなさを覚えるのだった。やがて正月を故郷でと立ち寄った増毛駅で、英次は桐子という女と出会う。寂しい男と女の心に、ようやく暖かいものが通いはじめたのだが…。

駅 STATION 1981年/日本/降旗康男





冒頭のいしだあゆみさんが素晴らしかったです。
その後、古手川祐子さん、烏丸せつこさん、倍賞千恵子さんと登場しましたが、いしだあゆみさんの印象があまりにも強くて、他の方々はもったいないと言いますか可哀想と言いますか…。

三上英次の人生というよりも、三上が出くわす事件の繋がりの方に面白さを感じ、最後の繋がり方はなかなか面白かったです。
長い年月のお話ということもあり、全体的に淡々としていて、雰囲気は地味ではあるけれど、何か強さみたいなものを感じました。

ただ、桐子が、警察官を2人も殺害した男をずっと待ち続けていたことは解せませんし、三上と出会った(次の男?)からなのか、急に、警察に情報提供するのはゲンキンなものだな~と、若干、リアルに考えてしまいました。

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