ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

64/ロクヨン 前編

2017-03-27 | 映画 ラ行


昭和64年に発生した少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。事件は未解決のまま14年の時が流れ、平成14年、時効が目前に迫っていた。かつて刑事部の刑事としてロクヨンの捜査にもあたった三上義信は、現在は警務部の広報官として働き、記者クラブとの確執や、刑事部と警務部の対立などに神経をすり減らす日々を送っていた。そんなある日、ロクヨンを模したかのような新たな誘拐事件が発生する。

64/ロクヨン 前編 2016年/日本/瀬々敬久





原作は読み応えありました。
その後、WOWOWでドラマ化され、三上役はピエール瀧、最初は「えー?」と思いました。
演技も硬くてちょっと違うなーと思った印象があります。

そして、映画の三上は佐藤浩市。
他にも豪華キャストというか、日本映画界総出(?)のようなキャスティングにビックリしました。
それぞれがそれぞれの個性を出して演技してるというのか、見慣れた顔ばかりだからなのかもしれませんが、
派手な個性が前面に出ていてお話に集中できなかったです。
なので、つい、ドラマと比較しながら観てしまいました。
で、比較してみると、ピエール瀧の方がシックリくるなーと思いました。
他の役もドラマのキャストの方が私は観やすかったと思います。

ですが、後半、お話に人情的な深みが見えてくるあたりから、そこそこ集中できてきました。
キャリアの嫌らしさ、マスコミのガラの悪さ、本当のところは知りませんが印象は悪くなります。
警察もマスコミも信用できないなーという印象を持ちます。
そんな中で心のある三上の仕事振りに感動します。

この記事についてブログを書く
« わが命つきるとも | トップ | ロック・ザ・カスバ »

映画 ラ行」カテゴリの最新記事