ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

22年目の告白 私が殺人犯です

2018-04-10 | 映画 ナ行


かつて5人の命が奪われ、未解決のまま時効を迎えた連続殺人事件。その犯人が、事件から22年後、突然みずから名乗り出た。会見場に現れたのは、自身の告白本を手に、不敵な笑みを浮かべる曾根崎雅人という男だった。顔をさらし、肉声で殺人を告白する曾根崎の登場にネットは熱狂!賛否両論をまき散らしながら本はベストセラーに。それだけでは終わらない。マスコミを連れての被害者遺族への謝罪、刑事への挑発、そして、サイン会まで。そのすべてがあらゆるメディアを通じて発信され、SNSで拡散されていく。

22年目の告白 私が殺人犯です 2017年/日本/入江悠





なかなか練られたお話だったなーと感心しました。
と言いつつ、屋上から飛び降りて死ななかったんだ?脚とか腕とか内臓も大丈夫だったんだ?とどうしても思ってしまったり…、
傷害罪にならないんだ?とか、戸籍とかパスポートとかはどうしたんだ?とか、実は、細かいところが気になりました。
クライマックスも少しグダグダしてしまったのが残念だったかもしれません。

曽根崎と真犯人の格闘を目の前にしながら、止めもせず、逃げていくマスメディアや、連続殺人犯にキャーキャー言っている女たちがバカにしか見えず、リアルさを感じました。

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