「反日」が損になってない

皇紀2674年(平成26年)11月27日

 http://www.sankei.com/world/news/141124/wor141124……
 ▲産經新聞:竹島で韓国軍が“奇襲”阻止訓練 日本念頭に「領土を外部勢力から守る」
 http://www.sankei.com/west/news/141125/wst141125……
 ▲産經新聞:また対馬で仏像窃盗、韓国人住職ら4人を逮捕 警察官が港で職質、経典も所持
 http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141122……
 ▲夕刊フジ(zakzak):【海外事件簿】IKEA、韓国消費者から追い打ち 「日本海」表示問題はさらに拡大…

 概して「日本人は、本音と建前を使い分ける」と言われますが、なぜなら相手を傷つけまい、或いは相手と争うまいとする建前が本音より優先されるからです。これが私たち日本人の「没個性」の正体であり、個を抑えこんでも解決しなかった場合、強烈な反応(戦争)となって表れる原因です。

 実のところ私には、韓国人も本音と建前を使い分ける印象があり、しかしながら彼らの建前は、まず相手と争おうとするものであり、本音は「争うと損をするのではないか」という疑心暗鬼に満ちています。

 韓国民団(在日本大韓民国民団)の幹部たちが、国会議員や地方議員に対して何らかの「反日」陳情をしても、毅然とはね除ける議員には、次第に本音が顔を出し始め、ついには「日本の言うとおりだ」などとしみじみと言い出すのです。

 朴槿恵大統領の本音も、このまま「反日」では国がもたないと知っているでしょうが、韓国政治の不幸は、市民団体の圧力に勝てないことにほかなりません。

 まず相手と争おうとする市民団体の建前が国政を支配してしまうのです。これに行政も立法も司法までもが屈さなければ、攻め滅ぼされてしまいます。

 スウェーデン家具大手のイケアが日本海表記の商品に対する説明会をソウル駅構内で開こうとしても、韓国鉄道公社が怖くなって会場使用を許可してくれませんでした。争うまいとして何らかの事態を回避しようとするわが国とは違い、争おうとする人たちの抗議は即破壊行為ですから、争うと損をするという恐怖の本音もまた、あらゆるものを支配してしまうのです。

 私たちはこれを理解した上で、韓国の国際法を無視した「反日」活動(テロリズム)に立ち向かわなければなりません。領土や文化財、海洋呼称までもが盗まれている以上、わが国は毅然と対処し、韓国に「損」を自覚させなければならないのです。

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