資源大国化高らかに掲げよ

皇紀2677年(平成29年)5月6日

第4回 救国の提言講演会・東京「どうなる日本、どうする日本」
 日 時 5月13日(土曜日)午後18時20分より(開場18時)
 場 所 文京シビックセンター5階会議室A(地図は施設提供の案内図を参照)
 講 演 「憲法」と「小池ファースト都議選問題」「朝鮮半島問題」「デフレ問題」
     そして「皇室典範問題」
     遠藤健太郎 一般社団法人日本政策協会理事長
     西村眞悟前衆議院議員、故・三宅博前衆議院議員からのメッセージもご紹介
     未公開情報、平成二十六年の未配信記事も特別配布
 参加費 1,000円(資料代・お茶代込み)
 申込み 参加お申し込みページより
     ご氏名、参加人数をお知らせください。(送信は一回)
 万障お繰り合わせの上、ご参加ください。

 さて、昨日記事で改めて「一億総活躍」の怪しさを指摘しましたが、その掛け声のもとに自民党が留学生を労働力として活用すべく出入国管理及び難民認定法(入管難民法)の就労制限規定緩和などを政府に提言するといいます。

 このような提言が出てくるのは、自民党が外国人も「一億」に最初から組み込み、国籍をうやむやにしたまま、とにかく働かせて将来納税させるという思考回路を有しているからでしょう。財務官僚竹中平蔵氏のような人物が耳打ちしたに違いありません。

 例えば米国では、外国人留学生(学生査証)の学外就業が禁止されています。違法就労も見受けられますが、学生の本分は学業であるという原則に基づいた考えです。

 にもかかわらずわが国は、外国人留学生の本分を労働にでも置き換えさせる気でしょうか。刑法犯を量産してしまった技能実習制度および外国人研修制度の欠点から何も学んでいません。

 http://www.sankei.com/politics/news/170504/plt170504……
 ▲産經新聞:天然ガスの採掘成功…愛知沖のメタンハイドレート産出試験 3~4週間の連続産出目指す 経産省

 ここで表題の件。第二次安倍内閣発足直後、経済産業省がメタンハイドレートの商業化を「五年後」と定めました。あれから四年が経って、平成二十五年の第一回産出試験以来音沙汰もなく、ようやく二回目にして産出(平易に申しますと天然ガス化)に成功したのです。

 ぐずぐすしていた背景には、埋蔵量が多く採掘しやすいといわれている日本海側ではなく、政府がなぜか太平洋側に固執していることも関係しています。つまり、日米韓関係の忖度をしているのでしょう。

 たとえ韓国が何かいってきたとしても、わが国の排他的経済水域(EEZ)内で採掘することに遠慮など一切いりません。現行憲法(占領憲法)のままでは碌な交渉にもならないでしょうが、本当なら政治的に日米で共同開発枠を作ってしまえばよいのです。

 東支那海ガス田開発では、まんまと中共に先を越され、今さら彼らの海洋プラットホームの航空写真などを公開して抗議しても、現に吸い上げているほうの勝ちでしょう。

 中共は、日中中間線に不平を吐き散らしながらそれを守っており、わが国もその内側に一刻も早く海洋プラットホームを建設して吸い上げればよいのです。中共共産党に抗議など通用しません。

 そして、安倍晋三首相が(本来は四年前に)緊急会見を開き、高らかにわが国の資源大国化を成長戦略として発表します。それをしないから「札束をばら撒いても成長しない」のです。

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『資源大国化高らかに掲げよ』に5件のコメント

  1. アンチレッド:

    輪転機を回して調達したお金を政府が民間に放出すると、インフレが起こると思ってたんですが、民間の多くの会社は多額の借金を抱えてますから、受け取ったお金を借金返済に回せば、このお金は消えてマネーストックは増加せず、インフレにはならないと思います。
    こうして民間の借金を減らしていけば、日本経済はすぐにでも復活すると思うんですが。
    資金調達に際して、政府が日銀から借金する分は、輪転機がある限り、いくらでも無限に増えても絶対破綻しませんから問題ないと思います。

  2. 心配性:

    >自民党が外国人も「一億」に最初から組み込み、国籍をうやむやにしたまま、とにかく働かせて将来納税させるという思考回路を有しているからでしょう。財務官僚や竹中平蔵氏のような人物が耳打ちしたに違いありません。

    「緊縮増税」が好きな人は、「規制緩和」や「民営化」や「グローバル化」も大好きだ・・・という話を聞いた事があります。
    そもそも財務省は、「お荷物」をどんどん処分したい人々、「補助金」や「手当」を出したくない人々の集まりですからね。

    「ユダヤ陰謀論」的なものには右派も左派もすぐに飛びつきますが、日本国の「金庫番」を批判するマスコミやジャーナリストが滅多にいないのは驚きです。

    「知っている日本人」、海外で聞いたら… タイでは深キョンがトップ10に、欧米で多かった昭和天皇
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170502-00000001-withnews-soci&p=1

    それから、欧米人は「同じ価値観」を共有する「親日」の友人だ、特亜は駄目だが欧米人はよいのだ、という安易な思い込みもやめるべきです。
    欧米人が、「日本人」と聞いて真っ先に思い浮かべる人物が「昭和天皇」で、それも断トツの一位というのは異常です。
    欧米人は、アジアの歴史には殆ど興味が無いし、実際無知の塊でしょうが、「昭和天皇=アジアのヒトラー=狂気の虐殺魔」というイメージは、殆ど「鉄板」と言ってもよい、強固なものがありますね。
    逆にアジアでは、当然のことながら、タレントや、現総理や、現在の天皇陛下、戦国武将などの名が上位にランクインするのではないでしょうか?

  3. かじわら:

    自分は青山繁晴氏を長年にわたり支持しています。
    メタンハイドレートと言えばまず、青山氏、です。
    貴殿の「勝手に応援しています」、には青山氏の名はありませんね。
    何故でしょう?
    彼のどこに貴殿は不満があるのでしょう?

    先日の三橋貴明氏のブログに怒りの抗議文がありました。
    http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12270120533.html
    「田母神俊雄」の手記に関するWiLLの嘘

    三橋氏の怒りについてどのようにお感じですか?

    貴殿の「勝手に応援しています」、の最後にはいつも、この「田母神俊雄」の名が
    掲げられていますが、さて、それも疑問です。
    何故ですか?

    青山氏と田母神氏を入れ替えてはいかがでしょうかね?

  4. かじわら:

    追伸

    自分は三橋氏は嫌いです。

  5. naga:

    過去いろいろなことがありましたが私は一貫して田母神氏を支持していますし、現在話題になっているであろうWILLの記事については判断を保留にしています。そういう立ち位置からの現時点での感想を書かせてください。

    (1)複雑怪奇を極めている公職選挙法を過失で違反すること
    (2)映画を製作するという名目で集めた寄付金の使途をうやむやにし続けていること
    (3)政治や法律を専門的に学んでいるわけではないであろう理系の大学生に向かって、大の大人が見苦しい説教を一方的に垂れ流すこと(後日弁解が出たようですがこれは見ていません)

    (1)はたしかに現行法違反です。実際に事実に則った判決が出たわけですから、司法に従ったうえで反論を述べるのは自由だと思います。
    (2)と(3)は法律には違反していませんが、当該の人物に対する判断材料にはなりました。はっきり言って最低だと思っています。また、(2)は詐欺同然の行為ですので、今まで問題視されなかったのは運が良いだけなのではないでしょうか。

    最後に。保守はカネがないとはよく聞きますが、だとすれば内部抗争もしくはプロレスで収益を上げるのはありではないのかと最近は思うようになってきています。辛辣な言い方ですみませんが諸氏のご健闘を陰ながら応援しております。