『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

津和野藩御船屋敷時代の痕跡

2017年05月20日 | 「廿日市地区」ぶらり


天満神社石手摺(上側)、佐方八幡神社狛犬(下側)


佐方八幡神社石燈籠(左側)、正覚院行者堂石燈籠(右側)

江戸期、元文元年(1736)ごろ津和野藩御船屋敷には廿日市詰の家士、船頭、水主、小者など93人が居住していたようであり、彼らは広島藩の法を守ることとされ治外法権的な特権はなく廿日市町民と同じとされた。
これらを裏付けるように家士の田原小左衛門が寄進した天満神社石手摺、佐方八幡神社狛犬、正覚院行者堂石燈籠があり、堀田仁助が寄進した佐方八幡神社石燈籠がある。また正蓮寺、常国寺、洞雲寺などには津和野藩御船屋敷関係者の墓碑がみられ、船屋敷の人々は廿日市町民の生活の中に融合していたものとみられる。 


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