アグニの顔のアップの一枚絵の迫力に息を呑んだ。
だから今回はこの1枚以外の画像は載せない。
ユダ(ルナ仮)のファッションショーのイカれっぷりもハンパないけど。
アグニはルナそっくりの幼児帰りしたユダを、死ぬべき人間、殺すべき人間だと考える。
しかし、無垢な言動を繰り返すユダ(ルナ仮)を、感情の面でどうしても「かわいい」と感じてしまう。
そしてアグニはやっと自分がもう燃えていないこと、どこも痛くないこと、ファイアパンチを繰り出すべき腕が無くなっていることに気づく。
素っ裸の自分とユダ(ルナ仮)。
ふと見ると、建物がある。
寒いし、まずは服を探そう。
建物のなかを歩いていく。
機械類が並ぶ近代的な施設。
ベッドが並ぶ寝室。
クローゼットには様々な服、服、服。
服の着方も忘れたらしいユダ(ルナ仮)の着替えを手伝ってやるアグニ。
頭のおかしい自分には、もう何が何だかわからない。
目の前のルナに似た女が可愛い。
いろんな服を着せてやる。
ここにはなぜかいろんな服がある。
コスプレショップなのか?セーラー服まである。
どれも似合っている。
かわいい。
綺麗。
可愛い。
アグニは裸のまま、ユダ(ルナ仮)のファッションショー。
そこのベヘムドルグ兵っぽい人間が銃を構える。
「変態二人組」
たしかに。
まっとうな人間がまっとうなことを言ってくれた。
それにしてもファイアパンチ、この漫画以上にわけがわからないマンガをわたしは知らないかも。
怖い。
今回は本気で狂気を感じた。
でも、これはこれで感動しているんだと思う。
心を揺さぶられた。