【洗い指定以外の工程に伴う保証について】

復元洗い等、洗い指定以外の工程を含む処理についてはクリーニングの保証対象外となります。
生地が耐え切れず溶けてしまったり、直せないほど変形してしまう等、
想定外の不具合が出てしまった場合は代金は頂かずご返品にはさせて頂いていますが、
弁償等の保証は一切できません。 それぞれ詳しく説明させて頂きますのでご了承願います。

   平均使用年数表はこちら   保証割合表はこちら

服の色移り取り ~家庭洗いのアドバイス~

服の色移り取り ~家庭洗いのアドバイス~服の色移り取り ~家庭洗いのアドバイス~

おしゃれ工房You友(ゆうゆう) 大友 眞吾です。
画像は先日息子である 大友 健也 がクリーニング師が教える家庭洗濯とシミ抜きの講師をしたセミナー風景。

ずっとお世話になっている方もセミナーにいらっしゃり、内容も息子の話し方も良かったよぉっと^^
私は今回、補佐役で行き、写真を撮ってきました。

テキストも色々と調べながら健也が一人で作成。頑張って作っていました。
内容もネットや本など調べればすぐに分かることだけではなく、クリーニング師ならではの経験や方法も盛り込み、とても良いテキストになったなぁ、っと思いました。

今回は平均年齢60歳以上という家事の猛者揃い?と言う状況でしたが、逆に孫世代の健也をとても暖かく見守ってくれるような感じでセミナーを聞いて下さっていました。

何事も経験。これからもいろいろな経験を積みながら頑張って行ってもらいたい所です!

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さて、画像は・・・

家庭洗いでの失敗でもっとも多いんじゃないかな?
一緒に洗った服からの色移りです。

色移りのご相談の多くは、酸素系漂白したけど取れなかった、とよくお聞きするのですが、
色移りは服を染めている「染料」が移っていますので、一旦乾かしてしまうと例え酸素系漂白しても取れないんです。

そもそも、酸素系漂白剤(ワイドハイター、カラーブライトなど)って色柄者にも使える!って書いてありますよね。
色柄=染料だから・・・染料を落とさず漂白ができるっことですから・・・取れないんです。

先日息子の 大友 健也 が講師として開いたセミナーでも実感したことは、
洗剤や漂白剤の使い方を知らない、認識が間違っているなぁっと。

という事で、簡単に出来る限り短く(汗)、セミナーで聞かれたこと、間違っているなぁって思ったことをご説明させて頂きますね^^

ちょっと知っておくだけで事故が防げます。

今回は家庭洗い洗濯編!興味のある方は続きをど~ぞ^^





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色移りはほぼ取る事ができます!って今まではご紹介していたのですが・・・
最近は薄く残ってしまうものなど出ています。

理由は、色柄物の場合、染色堅ろう度(色の定着度)が弱いものがとても多くなり色映りより先に色柄が取れてしまう・・・
この辺りは作るメーカーがどこまでしっかり染色しているかどうか、になります。

それと、昔とは染色方法も変わり、染料に顔料など、違う種類のものを混ぜて使われていたり、より簡単に、早く染色する方法に変わっていたりなど・・・柄はプリントアウトするように表面のみに乗せられていたりなど・・・

色褪せない、剥がれ高品質のプリント柄で有名だったブランドの服も・・・洗うと滲んだり移ったり滲んだりするものが最近はよく見かけるようになりました。金額と品質は比例していかない・・・です。

取れうものは取れますけど取れないものは取れない・・・このタイプはおそらく当店で取れないものはどこのお店も取れないでしょう。

長くなりそうなので次!!(汗) 家庭洗い洗濯編

家庭洗いで色が移る事故。

まず、例え表示で水洗いOKになっていても・・・
新品初洗いの濃い色の服と白い服を一緒に洗ったら色移りして当たり前だと思ってください。

実際には移ってはいけないんだけど・・・どこのクリーニング店でも細心の注意を払ってする作業の一つが一緒に洗う服の色分け。
濃い色と薄い色を一緒に洗うことはありません。

例えば横断歩道を渡しましょう!法律で守られている場所ですが、安全を確認しないで渡ったら事故になります。
自分の安全は自分で守るしかありませんから・・・法律がどうのこうの以前に・・・危険は避けるべきですね^^


次は何度も洗っているけど色が出たことなかったのに・・・よくあります。

購入したての服って、最初は大切に洗いますよね。
エマールなどおしゃれ着洗い用洗剤で一着ずつ丁寧に押し洗いやふぐい洗いをしていきますよね。

でもある程度着るたりするとよそ行きから格下げ?され普通洗いにされたりします。
洗剤が変わるといきなり色が出たりします。

エマールは中性洗剤で、洗浄力も低く色が出る可能性が低い洗剤。
通常の洗剤はアルカリ洗剤で洗浄力も高くなる分、色が出やすくなるんです。

中性なら色(染料)が溶け出しにくく、アルカリが強くなると色が溶け出すんですね。

中性洗剤で何度洗っても色落ちしなかった服がアルカリ洗剤で洗ったらとたんに入りが出た!
なんてことは当たり前にあることなんです。

じゃぁ、全部中性洗剤で洗えば・・・中性洗剤は洗浄力が弱いため、白い服などは汚れが落ちきらず、
洗っていても色がくすんだり、洗濯機の手洗いコースやウール洗いコースなどで洗うと汗すら落ちきらず汗染みが出てしまったりします。

家庭で水洗いしたのに汗による黄変が出てしまったって時々相談があります。
洗濯機のコースで洗う場合、浴槽の中でふぐい洗い(揺らし洗い)など一手間かけてから洗濯機で洗ったほうが良いですね。

あと、洗濯機が脱水後に止まり、そのまま数分でも放置しておくと色が移ります。
時間が経てば経つほど色移りする可能性が高くなりますので止まったらすぐに干すこと。

干す際、色移りに気がついたら乾かさずすぐに洗った時の2倍程度の洗剤を入れ洗い直すことで移りが取れることがあります。
乾かしてしまうと洗い直しても取れなくなります。


最後にもう一つ、洗うときの水温も関係があります。
夏場は水道水もお湯のように温かくなっていたりします。

水温は高いければ高いほど洗浄力も上がり染料も溶け出しやすくなります。
特にビビットな色は色が出やすい服が多い。

色が出やすい鮮やかな服を洗う場合、水道管に止まっている水は水温が上がっているので少し出し、水温が下がった水にエマールなどを入れ洗ったほうが色の溶け出しは少なくなります。

水の色を見ていれば色が出たかどうかすぐわかります。エマールでも洗剤により色が溶け出すことがあります。
色が水に溶け出した場合、すぐに水で洗剤を洗い流すと色の溶け出しは止まることが多いです。


今、メールでのご相談がいっぱいですべてのお返事ができない状況が続いております。
家庭洗いでの失敗などで家庭で出来る方法など教えてほしいといったご相談も多くあるのですがなかなかお返事ができません・・・

何かご質問等ありましたらブログ記事にコメントなど入れて頂ければまたできる限り記事で取り上げてご紹介等させていただきます^^

あ~・・・やっぱり長くなりましたぁ・・・(滝汗)




      紹介している画像は、同じような状態でお悩みの方の  
      参考になります様に独断で掲載させて頂いております  

      掲載に関して不都合な事がございましたら         
      お手数ですが youyuu@or.tv までご連絡願います 



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