6面を意識する

週1で太極拳の教室に通っています。
今の仕事になって,体を動かす機会が少ないので健康のためにと始めました。

それほどハードな動きでなく,楽しくやっているのですが,先生から教えてもらうことはいろいろと示唆に富んでいて勉強になります。
その1つには体の動きや姿勢を常に「円」にするということです。
元々武道から生まれたものですので,攻撃や防御というのを意識するのですが,直線的な動きは脆く,折れやすかったり力が弱くなったりということで外側に円形で張るような姿勢を意識するようにといわれます。
そのときに前面の敵にしか意識を向かうのではなく,左右や後方の相手も意識するようにといわれます。
前後,左右,上下のどの方向にも体の力を張り出すようにしてくださいといわれます。
まあ,立体って6面体ですから6方向なのですが,この6方向を学校の教員で考えると以下のような対応関係かな,と思いました。

上下は 就学前と卒業後
左右は 周りの教員同士
前後は 学校以外の福祉や医療機関,など他職種

良い実践をしている先生って,自分の目の前の子どもだけの関係ではなくって
子どもの入学前の時代がどうなっていたのかを学び,卒業後にどうなっていくのかをイメージしながら実践しているのではないか。
上司や同僚,後輩など同じ場で働く仲間との関係を考えたり,そういったことから様々なことを学ぶのではないか。
学校以外の様々な人からも力をもらったり,知見を得ていくのじゃないかな
と思いました。
当然なのですが,子どもとの関係,保護者との関係は大前提ですが自分の外の世界とのコミュニケーションが図れるのが教員の資質なのかな,って思います。
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前にも書いたような気がしますが,子どものコミュニケーションの困難さは当然,教員は配慮していただかないといけない。でも,関わる教員がコミュニケーションに困難があったら子どもは困ってしまうと思います。

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