フランスのテロへの違和感
私が社会活動をするようになったのは、
イラク戦争が勃発しそうだった２００３年でした。
会社を辞めて２年半が過ぎていました。
なんとか止めたくて、
自分自身に、仕方ない、と言いたくなくて、
当時料理を習得するためにフリーターをしていた金沢で、
デモや映画上映会を企画したりしはじめたのです。
1991年のイラクへの湾岸戦争で使用された
劣化ウラン弾の問題を知り、
イラクでは戦後の１０年で放射能で１６０万人が癌で死に、
うち子どもが６０万人と知り、
鎌仲ひとみさんを呼んで
「ヒバクシャ 世界のおわりに」上映もしました。
劣化ウラン弾の材料の出元が日本の原発であるとも知り、
脱原発運動にも関わって行くことになりました。
その想いは２００４年に、
当店を開業してからも、
ずっと変わらず、
今も同じ。
ニューヨークのツインタワーに飛行機が突入した
2001年の「9.11」。
あれはテロを装った自演自作である証拠は揃っています。
テロとの闘いと称して
アフガニスタンに、イラクに、侵攻するためだった。
イラクには大量破壊兵器があると言っておきながら、
実はないことを知っていたのに、
世界市民をマスコミを操って騙して、
イラクに侵攻したことを、
アメリカのブッシュ元大統領の周辺も、
イギリスのブレア元首相も、
最近になって認めました。
当時、自衛隊を出した小泉首相は未だに何も触れません。
当時、官房長官であった安倍首相にいたっては、
「大量破壊兵器がないことを証明できなかったイラクが悪い」
と今年の夏の国会で平然と言って退けました。
あるはず、と言いがかりをつける欧米に、
ないことを証明できるわけがありません。
「ない」ことをどうやって証明するんですか。
詭弁です。
では何のためにイラクやアフガニスタンへ攻撃？
石油！！！？？？
それだけの理由ではありませんが・・・・
私達の暮らしに欠かせなくなっている石油のために、
ウソをでっち上げてイスラムの国々の人々を殺してきたのです。
だから、原発も石油も、
少しずつ依存度を減らして自然エネルギーにしてゆくしかない。
そういうことを、
私は２００４年に店を出して発信し続けてきました。
そして店の指針にもしてきました。
だから石油や電気を大量使用するこの社会にたいして、
ダウンシフトやミニマリズムの
暮らしや働き方や自給を追求してきたのです。
さて、
フランスでテロ事件が起きました。
亡くなられた普通の市民１２９名の方々に
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
同時に、
9.11から始まる「テロとの闘い」という偽りの「正義」のもと、
アフガニスタンやイラクやパレスチナや多くのイスラム圏で
欧米軍に殺されてきた
あまりにも多くの普通の人たちに向けて、
ご冥福をお祈り申し上げます。
イラク一国においてだけでも、
欧米の軍によって
少なくとも今回のフランスの犠牲者１２９人の
１０００倍以上の
１４万人が殺されました。
死に至らずとも
爆弾や砲弾によって怪我したり病気したりする方々、
手足を奪われた方々、
家を破壊され住む場所を失ったり、
仕事を失った方々、
難民にならざるを得なかった方々、
親族や知人友人を亡くした方々にも、
心を向けていきたいと思います。
フランスのテロの前日にも
レバノンのベイルートで
死者４３名と２００名以上の負傷者が出るテロがあったが、
殆どのメディアも世界市民も無視しています。
イスラムの方々もフランスの方々も、
いのちの価値に違いはありません。
利権のために理由をつけては殺戮を繰り返す
欧米諸国政府を非難するとともに、
今回のテロの報復としての
フランスやアメリカやロシアのシリア攻撃を支持せず、
私は反対します。
イラク戦争には日本も加担していました。
それから今後はテロ撲滅という偽りの「正義」のため
自衛隊も参加して行くであろう日本人として、
自らの政府、そして自らに責任を感じてゆくつもりです。
もちろん、
小さな一人として、
小さな声として、
この国の間違った舵取りを止めるべく
今後も細やかでもアクションしてゆくつもりです。
今回のフランスの事件、
またもや何か闇があるように思えてなりません。
なぜテロ後すぐに、
フランスオランド大統領は
わざわざ「戦争」宣言したのか。
すぐにシリアに空爆強化したのか。
捜査もやけに早い。
首謀者を拘束せずに殺していることも疑問です。
ロシアもすぐに先日の飛行機爆発をテロと発表しました。
G20で首脳が集まる時のこのタイミング。
私には何か直感めいて、
違和感があります。
いずれにせよ、
殺され、犠牲にされるのは普通の人々です。
私は何と言われようと、
戦争のない社会なんて理想事と言われようと、
そこを追求しながら一生を全うしてゆくと思います。
世界中の人々が、
今より少しでも痛みや苦しさから抜けられますように。
私がいつも店の近くにある小さな神社で祈る言葉です。
参考記事や文章を読んで欲しいと思います。
ーーーーーーー
パリ同時テロ129人の１千倍以上（イラクだけで14万人）の
罪なき子どもら殺戮してきた欧米諸国、
シリアとイラクを空爆するフランス、
大国の無差別大量殺人は許され見捨てられる命、
暴力の応酬と不平等がテロをうむ
http://editor.fem.jp/blog/?p=1245
ーーーーーーー
ISを空爆するより、
Facebookプロフをフランス国旗化するより、
大事なこと
～パリ同時多発テロ～
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20151117-00051529/
ーーーーーーー
--【 髙坂 勝 の トーク 出演情報 】--
■ 11/21（土） 13:00~16:00 カエル de バザール
at カエルハウス JR武蔵小金井駅南口７分
http://sakaietsuko.com/access/
■ 11/22（日） 13:30~17:00 第８回 脱成長ミーティング
「協同組合の可能性と課題～成長がない時代に」
講師：白井和宏さん
http://qq1q.biz/nN3e
■ 11/29（日） 16:00～
楽読の代表・平井ななえさんとトーク at お茶の水
https://www.facebook.com/events/972885949436682/
■ 12/6（日） たまつき貸切トーク（非公開）
■ 12/12（土） 武蔵野大学有明キャンパス じゅんぐり祭
11:45~12:30 ミニマリストの佐々木典士さんとトーク
https://www.facebook.com/events/1680666035507771/
(半農半Ｘの塩見直紀さんも来ますよ）
■ 1/11（祝／月） たまつき発・寺田本家酒蔵ツアー2016
（当店にご来店経験あり、且つ、このツアー未経験者のみ）
http://kokucheese.com/event/index/253086/
■ 3/13（日） １３～１７時 塩見直紀さんと対談
by 地球のしごと大學 at 東京某所未定
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拙書 【減速して自由に生きる ダウンシフターズ】
イラク戦争が勃発しそうだった２００３年でした。
会社を辞めて２年半が過ぎていました。
なんとか止めたくて、
自分自身に、仕方ない、と言いたくなくて、
当時料理を習得するためにフリーターをしていた金沢で、
デモや映画上映会を企画したりしはじめたのです。
1991年のイラクへの湾岸戦争で使用された
劣化ウラン弾の問題を知り、
イラクでは戦後の１０年で放射能で１６０万人が癌で死に、
うち子どもが６０万人と知り、
鎌仲ひとみさんを呼んで
「ヒバクシャ 世界のおわりに」上映もしました。
劣化ウラン弾の材料の出元が日本の原発であるとも知り、
脱原発運動にも関わって行くことになりました。
その想いは２００４年に、
当店を開業してからも、
ずっと変わらず、
今も同じ。
ニューヨークのツインタワーに飛行機が突入した
2001年の「9.11」。
あれはテロを装った自演自作である証拠は揃っています。
テロとの闘いと称して
アフガニスタンに、イラクに、侵攻するためだった。
イラクには大量破壊兵器があると言っておきながら、
実はないことを知っていたのに、
世界市民をマスコミを操って騙して、
イラクに侵攻したことを、
アメリカのブッシュ元大統領の周辺も、
イギリスのブレア元首相も、
最近になって認めました。
当時、自衛隊を出した小泉首相は未だに何も触れません。
当時、官房長官であった安倍首相にいたっては、
「大量破壊兵器がないことを証明できなかったイラクが悪い」
と今年の夏の国会で平然と言って退けました。
あるはず、と言いがかりをつける欧米に、
ないことを証明できるわけがありません。
「ない」ことをどうやって証明するんですか。
詭弁です。
では何のためにイラクやアフガニスタンへ攻撃？
石油！！！？？？
それだけの理由ではありませんが・・・・
私達の暮らしに欠かせなくなっている石油のために、
ウソをでっち上げてイスラムの国々の人々を殺してきたのです。
だから、原発も石油も、
少しずつ依存度を減らして自然エネルギーにしてゆくしかない。
そういうことを、
私は２００４年に店を出して発信し続けてきました。
そして店の指針にもしてきました。
だから石油や電気を大量使用するこの社会にたいして、
ダウンシフトやミニマリズムの
暮らしや働き方や自給を追求してきたのです。
さて、
フランスでテロ事件が起きました。
亡くなられた普通の市民１２９名の方々に
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
同時に、
9.11から始まる「テロとの闘い」という偽りの「正義」のもと、
アフガニスタンやイラクやパレスチナや多くのイスラム圏で
欧米軍に殺されてきた
あまりにも多くの普通の人たちに向けて、
ご冥福をお祈り申し上げます。
イラク一国においてだけでも、
欧米の軍によって
少なくとも今回のフランスの犠牲者１２９人の
１０００倍以上の
１４万人が殺されました。
死に至らずとも
爆弾や砲弾によって怪我したり病気したりする方々、
手足を奪われた方々、
家を破壊され住む場所を失ったり、
仕事を失った方々、
難民にならざるを得なかった方々、
親族や知人友人を亡くした方々にも、
心を向けていきたいと思います。
フランスのテロの前日にも
レバノンのベイルートで
死者４３名と２００名以上の負傷者が出るテロがあったが、
殆どのメディアも世界市民も無視しています。
イスラムの方々もフランスの方々も、
いのちの価値に違いはありません。
利権のために理由をつけては殺戮を繰り返す
欧米諸国政府を非難するとともに、
今回のテロの報復としての
フランスやアメリカやロシアのシリア攻撃を支持せず、
私は反対します。
イラク戦争には日本も加担していました。
それから今後はテロ撲滅という偽りの「正義」のため
自衛隊も参加して行くであろう日本人として、
自らの政府、そして自らに責任を感じてゆくつもりです。
もちろん、
小さな一人として、
小さな声として、
この国の間違った舵取りを止めるべく
今後も細やかでもアクションしてゆくつもりです。
今回のフランスの事件、
またもや何か闇があるように思えてなりません。
なぜテロ後すぐに、
フランスオランド大統領は
わざわざ「戦争」宣言したのか。
すぐにシリアに空爆強化したのか。
捜査もやけに早い。
首謀者を拘束せずに殺していることも疑問です。
ロシアもすぐに先日の飛行機爆発をテロと発表しました。
G20で首脳が集まる時のこのタイミング。
私には何か直感めいて、
違和感があります。
いずれにせよ、
殺され、犠牲にされるのは普通の人々です。
私は何と言われようと、
戦争のない社会なんて理想事と言われようと、
そこを追求しながら一生を全うしてゆくと思います。
世界中の人々が、
今より少しでも痛みや苦しさから抜けられますように。
私がいつも店の近くにある小さな神社で祈る言葉です。
参考記事や文章を読んで欲しいと思います。
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パリ同時テロ129人の１千倍以上（イラクだけで14万人）の
罪なき子どもら殺戮してきた欧米諸国、
シリアとイラクを空爆するフランス、
大国の無差別大量殺人は許され見捨てられる命、
暴力の応酬と不平等がテロをうむ
http://editor.fem.jp/blog/?p=1245
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ISを空爆するより、
Facebookプロフをフランス国旗化するより、
大事なこと
～パリ同時多発テロ～
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shivarei/20151117-00051529/
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--【 髙坂 勝 の トーク 出演情報 】--
■ 11/21（土） 13:00~16:00 カエル de バザール
at カエルハウス JR武蔵小金井駅南口７分
http://sakaietsuko.com/access/
■ 11/22（日） 13:30~17:00 第８回 脱成長ミーティング
「協同組合の可能性と課題～成長がない時代に」
講師：白井和宏さん
http://qq1q.biz/nN3e
■ 11/29（日） 16:00～
楽読の代表・平井ななえさんとトーク at お茶の水
https://www.facebook.com/events/972885949436682/
■ 12/6（日） たまつき貸切トーク（非公開）
■ 12/12（土） 武蔵野大学有明キャンパス じゅんぐり祭
11:45~12:30 ミニマリストの佐々木典士さんとトーク
https://www.facebook.com/events/1680666035507771/
(半農半Ｘの塩見直紀さんも来ますよ）
■ 1/11（祝／月） たまつき発・寺田本家酒蔵ツアー2016
（当店にご来店経験あり、且つ、このツアー未経験者のみ）
http://kokucheese.com/event/index/253086/
■ 3/13（日） １３～１７時 塩見直紀さんと対談
by 地球のしごと大學 at 東京某所未定
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拙書 【減速して自由に生きる ダウンシフターズ】