こんばんは
月曜から帰宅拒否の
『てち』です。
なんだかんだ、
だらだらと、
会社を出てから
うろついています。
帰りたいと思う家って
どういう家なんですか?
なん十年も
そういう気持ちになったことないから
家に帰りたいって
どういう気持ちか
忘れちゃいました( ̄▽ ̄;)
むかしむかし、あるところに
嫁にいじわるされている
かわいそうな母親のために
ご飯を持ってくる娘がおりました。
娘は母親から
さんざん嫁の悪口をきかされていたので
あわれな母親を不憫に思うあまり
せっせとおかずを運んでくるのでした。
『おかあさん、
これを食べて。
私が作ったの。
たくさん持ってきたからって
絶対に嫁や孫に
あげたりしちゃだめよ!
ほんと、
お母さんは
人がいいんだから、
すぐにみんなに食べさせちゃうから。
いい?
ちゃんと自分だけで食べるのよ』
娘の優しさに
時おり涙しながら
母親は、おかずを受けとるのでした。
ところが母親は
娘の言いつけを守らず
いつも嫁や孫に
こう言ってしまうのです。
『今日も娘がおかずを
持ってきてくれたよ。
たくさんあるから、
あんたたちも食べなよ』
嫁や孫たちは、
その見た目の素晴らしさと
想像ができないほどの味付けに
いつも遠慮するのでした。
すると、その母親は
きまってこう言うのでした。
『せっかくあの子が
忙しいのにわざわざ
持ってきてくれたんだよ
食べなさいよ』
嫁や孫は、
『それはお母さんのために
持ってきてくれたんだから
お母さんが一人で食べなよ
きっと、そのつもりだと思うよ』
すると、母親は
こう続けます。
『そんなことはない
あの子は優しい子だから
みんなで食べるように
持ってきてくれてるんだ』
嫁はこう言います。
『私たちはもう
お腹一杯だから
お母さんが、また明日食べたらいいよ』
すると、
『そんなら、しまっとこうかな』
と言って、おかずを片付けました。
めでたし、めでたし。