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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2014.03.23
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ちょっと前になりますが、渋谷で開催された中国茶文化協会のセミナーです。

生産者が語る梨山高山茶


講師は台湾からのゲスト。
華剛茶業の杜蒼林氏(通称:Johnny)でした。

華剛茶業の母体は、台中市内の北部・豊原にある老舗・泉芳茶荘
豊原は東西横貫公路の西側のゲートウェイであったことからか、大禹嶺の茶産地としての開発に携わっています。
そんなわけで、梨山茶のお話を生産者視点で語って下さい、というセミナーでした。

・・・依頼側としては「軽くレクチャーを」という感じだったのですが、想定以上に内容の濃いセミナーになりました。


お話の流れとしては、

・華剛茶業の紹介
・梨山茶区の各産地の紹介(大禹嶺、福寿山、華崗、佳陽、翠巒)
・茶園管理について
・製茶工程
・製茶後の検査
・質疑応答

という流れでした。


非常に特徴的だったのは、茶園管理についてかなり詳しく解説されたことでしょうか。

茶園管理が大切!


この手のセミナー、ややもすると、梨山の環境を写真で見せ「良いところでしょ~」とイメージを植え付けつつ、「こうやって作るんですよ~」と製茶工程の話をするという流れになりがちです。

が、今回は、かなりの時間を茶園管理の話に費やしました。
感覚的には講演時間の半分以上ですかね。

たとえば、根っこをどうやって深く地中に伸ばさせるか、といった話だったり、高山地域での水の得にくさについてなど。
板書しながら、丁寧に解説されていました。

側根を切るという話を図解中


あまり見られない液体肥料などの話も。

液体肥料



と、かなり玄人受けしそうな内容でした。



一般消費者目線では、どうしても梨山の環境の良さや製茶の仕方に目が奪われがちです。

が、いくら先天的な環境が良くても、それを活かすだけの生産者の努力が無ければ、良い茶樹は育ちません。
良い茶樹からできる品質の良い生葉ができなければ、どんなに製茶技術があっても良いお茶はできません。

「非常に地道で手のかかる土作りや厳しい大自然相手の闘い・苦労が生産者にはある」

という至極当然のことを改めて認識させられました。


講演の時間配分は、実は生産者の苦労の割合なのかしらと思います。
茶園管理こそ、一番大事だというメッセージではないかと。


その割には、日本国内に烏龍茶の茶園管理の情報は無く、そこにこだわる風潮も無いんですよね。
地味だから言わないだけなのか、よく知らないから触れていないのかは分かりませんが。。。

そういう見えない部分の苦労に感謝しつつ、お茶を大切に味わえるようになりたいものだと思いました。


ちなみに華剛茶業のお茶づくりについては、YouTubeに動画が上がってますので、ご興味のある方はぜひ。
中国語ですが、字幕も付いているので、なんとなく分かるのではないかと。5回シリーズです。

0528 Look台灣 雲端上的百年茶莊part1

 

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生産者の努力は正当に評価されるべきです

 






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Last updated  2014.03.23 20:01:30
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