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蚤とダイエット

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2016.02.03
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以下のような動画があります。

ACジャパン 日本盲導犬協会「パートナーのいる幸せ」
https://www.youtube.com/watch?v=EYxwNp0aPsU


「盲導犬ってお利口で、すごいなぁ」

と、これを見て感動しましたか?

「支援したいなあ」

と、思いましたか?

私はこのブログに書いたことはありませんが、
盲導犬には反対の立場をとるようになりました。
その理由は、以下です。

盲導犬をみると、すごい訓練を受けているのだなと感心するのと同時に、やはり私は盲導犬は真の犬の姿ではないと違和感を覚えます。
思い切り走りたいだろうな、遊びたいだろうな、いろんな食べ物を食べて、おもちゃで遊んで、色んな匂いを嗅いで自由に散歩したいだろうなと思うのです。
盲導犬は吠えない、余計な動作もしない様に徹底的に訓練されています。
吠えていいのは利用者に危険が及ぶ時だけ。
ただでさえ物騒な今の社会。
呑氣に街中すら歩けない状況の中で、無抵抗な犬と全盲の人がペアを組む、この仕組み自体が不自然でならないのです。
それに、盲導犬は使用者を守りますが、仮に犬に何かがあった場合、誰が犬を守るのでしょうか。
全盲の方は、何も判りようがなく、何も防ぎようがなく、万が一犬に何かがあった場合、利用者諸共一体どうなってしまうのでしょうか。
現実的にこのシステムを捉えると、不自然で理不尽な事が沢山浮き彫りになります。
人の目となり手足となる盲導犬は、数多くの使役犬の中でも最も神経をすり減らす過酷な労働と言えます。
ではその一番重要で危険を伴う仕事をなぜ、
人間ではなく犬にさせているのでしょうか。
介護士は溢れるほど居るのに、なぜ盲導士はいないのでしょうか。
それとも犬にさせることによって、
誰かが何らかの利益を得ているのでしょうか。
日本には各地に「盲導犬協会」があり、その殆どが公益法人や社会福祉法人の認定を取っています。
日本で初めての盲導犬誕生は、東京練馬区に本拠地を持つ「アイメイト協会」(昭和32年設立)、去年、盲導犬が何者かに背中を刺された事件がありましたが、その被害犬オスカーを生み出した協会がここです。
各盲導犬協会はその育成費や補助金を全て公金から得ており、多い時は一頭当たり年間4000万円もの収益を上げています。
更には盲導犬一頭を受給者に支給すると地方自治体から200万円が育成完了費として支給されます。
これらは全て税金から出ており、実は私達が思っている以上に、盲導犬ビジネスは莫大な収益をあげているのです。
盲導犬協会は福祉目的という理由で「動物取扱業」にも属しておらず、動物愛護法適応外となり、その育成過程に置いて、何らかの虐待や問題があっても法で罰する事は出来ません。
大型犬は一度の出産で7?10匹の子どもを産みます。
その中で盲導犬の適性がある仔犬を選別し、まずは振るいにかけます。
当たり前ですが、全てが盲導犬になるわけではありません。
ではなれなかった子達は一体何処へ行っているのでしょうか。
どうぶつを利用したビジネスの裏側には必ずと言っていい程、
沢山の犠牲がある事を忘れないでください。
盲導犬は産まれて離乳後すぐにパピーウォーカーの元へ預けられ、生後10ヶ月間、一般家庭で育てられます。
しかしその様な日々も長くは続きません。
10ヶ月経つ頃には家族と別れ、訓練所へと連れていかれ、我慢と制限の厳しい訓練が始まるのです。
ある盲導犬は訓練の厳しさがストレスとなり、円形脱毛症になったり、拒食症になり激痩せしたり、訓練士を見ると震えて怯えるなど、様々な報告が上がっています。
でも犬たちの悲劇はそれだけでは終わりません。
厳しい訓練に受かった盲導犬が次に行くのは「利用者」の元です。
本当に親身に可愛がってくれる人もいますが、中には盲導犬を「物」のように扱う人間もいます。
数年前、九州で起こったアトムの事件。
ある一枚の写真が一般市民によって写されたのですが、そこにはラブラドールの盲導犬「アトム」と散歩をする男性の姿がありました。
トイレをずっと我慢していたのでしょう、
アトムは歩きながらオシッコを漏らしていたのです。
普段からこの利用者の男性はアトムにきつく当たっているとの噂があったそうです。
アトムはストレスによる脱毛と拒食症による激ヤセで、見るに見かねた近所の人々が盲導犬協会に通報をしていましたが協会は見て見ぬふりでした。
のちにアトムは利用者の元から遂に逃げ出し、
今も行方不明で見つかっていません。
いったいどれだけ彼は苦しく辛かったのでしょう。
人間の都合だけで翻弄される運命。
感情を押し殺し、利用者以外の者とのコミニュケーションを一切取らず、好きな場所の臭いを嗅ぐ事も、草むらでゴロゴロしたり遊ぶ事も一切せず、周りに迷惑をかけず、
ただひたすら黙って賢くて大人しくて優秀で従順である。
盲導犬は彼らの本当の姿ではありません。
彼らは好奇心旺盛で、よく遊び、駆け回り、時にはイタズラをしては怒られて、共に笑い、共に泣き、これが本当の犬の姿なのです。
犬の優しさと従順さに付け込み、美談で誤魔化した金儲けビジネス。
身体障害者の弱みに付け込んだ危険な社会的システム。
これが盲導犬ビジネスなのです。
目の不自由な方々が本当に安心して暮らせる世の中を作るのであれば、犬にその役目を押し付けることは到底不自然であり無理があるのです。
そもそも犬ではなく人間がやればいい。
盲導士を作ればいい。
大型犬は健常者であってもそのお世話は大変です。
ご飯も沢山食べるし、トイレのお世話もあります。
何かあればすぐに病院へ連れていかねばなりません。
でも喋れない犬はどうやって使用者に不調を訴えることができるのですか?
少し考えただけでも矛盾だらけです。
それに大型犬は医療費も嵩みます。
それらのお金は全て、盲導犬利用者であるユーザーさんの自己負担です。
金銭面でも体力面でも盲導犬の世話は決して簡単ではないのです。
盲導犬を持つという事は視覚障害の方には荷が重すぎるということがなぜ判らないのでしょうか。
お世話が大変で経費も掛かる盲導犬よりも、白杖歩行の訓練や補助の充実を図り、
視覚障害者の方でも安全に歩ける設備や器具の開発、街中の整備に力をいれ、その為に税金を使う方がよほど有意義で優しい社会ではないでしょうか。
実際には盲導犬希望者は非常に少なく、なのに協会は視覚障害者に向けて盛んに「盲導犬を使おう!」キャンペーンを行っています。
こうして無理矢理需要を作り、更なる助成金を得るために無理のある訓練で犬を育成する為、盲導犬に対する虐待の通報は少なくありません。
盲導犬のいらない社会こそが、人にも犬にも優しい社会です。
盲導犬制度の見直しを今こそ論議し、彼らを過酷な使役から一日も早く解放するべきです。

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Last updated  2016.02.03 22:33:03
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