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カテゴリ:スキー
朝早く起きて、白く光る屏風岳の裏側まで行くのだ。
今シーズンは蔵王ばっかり 今日で4回目。 少しずつ オープンするゲレンデが増えてきた。 黒姫ゲレンデも今日オープンとのアナウンスがあったので 早速行ってみた。 ところで、黒姫ってのは上部が3つのコースに分かれている。 中途半端な非圧雪で、そこそこ急斜面のクレイジートラバース。 きっちり圧雪された中斜面コース。 そして、初級者OKの迂回コースだ。 それらが途中で合流して そのあとはリフト乗り場まで 長い長い緩斜面が続く。 私、黒姫って言われるとクレイジーしか思い浮かばない。 で、昨日まで誰も滑ってないんだから こりゃ新雪楽しめるど~!って喜び勇んで行ったのだ。 そしたら、クレイジーはクローズだって…。 中斜面もクローズだって。 オープンしたのは迂回コース&緩斜面だけ。 クレージーに張られたロープの前で 作業していたおっちゃんに聞いてみた。 「クレージー行けないの?」 「だめだめ、クローズだでば」 「雪、ちゃんとあるのに?」 「まだ整備してねーがら、だめだめ!」 「整備なんて…」 …いつもしてねーだろ、という言葉は飲み込んだ(笑) 「黒姫オープンしたって聞いて、せっかく来たんだよ」 「だから、普通の黒姫コースはオープンしたんだってば」 「いや、クレイジーが…」 …滑れなきゃなきゃ黒姫の存在価値ないでしょ という言葉も飲み込んだ(笑) たしかに黒姫は 初中級者でもロングクルージングが楽しめるってのがウリだ。 初中級者にとってはクレージーなんかより この迂回コースの方が嬉しいはず。 そんな人たちにとっては、こっちが普通のコースか。 同じものでも 人それぞれの価値観によって まったく違うものになってしまうんだな。 おっちゃん、あんたは悪くなかった。 「了解で~す。ありがとう♪」 去り際は爽やかに(笑) そいえば、ずっと以前にも書いたけど こんなこともあった。 みやぎ蔵王すみかわ、ってスキー場で 雪上車ツアーをやってる。 で、ラジオでその話題を取り上げてた。 アナウンサーの女の子が 雪上車ツアーの担当者にインタビューしている。 「では、料金はおいくらなんですか?」 「はい。片道○○円、往復○○円です」 ラジオの前の私と、ラジオの中のアナウンサーが 同時に「ええー!?」と声をあげた。 往復って何? せっかく行ったのに何でまた乗って戻って来るの? と私。 あ、そうか スキーヤーボーダーだけじゃなく 一般の観光客も乗るのか…と納得。 かたやアナウンサーは 片道ってどーゆーことですか?!とビックリしてた。 「頂上に置き去りにされちゃうんですか?」 「いえ(笑)。スキーやボードで滑って来る人もいるんです」 「あ、あぁ、そーゆー人もいるんですね…」 思考回路の違う二人。 同じことを聞いたのに まったく逆の反応をしていた…。 う~ん。 自分勝手な思いで物事を判断したり、批判したりせずに いろんな面から見ることが大切なんだな。 (↑なんて、上手くまとめたつもりだろうけど ドジボ、その後、黒姫クレージーを滑っただろう!) え…。 で、でも、なんだかクラストしてて楽しくなかったから おっちゃんの言うこと素直に聞いときゃ良かった(笑) 寒波の大雪の中で滑った人も ほとんど雪が降らなくてガッカリだった蔵王にいた人も クリックしてチョーダイませ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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