藪から棒の冷え込みに季節外れの鍋を食して…と言いました折、
最近畑仕事の手伝いに行ってないと白状?したわけですが、その矢先、
雨予報の無い日曜日だったこともあって手伝い要請が。
行かずばなるまい、ですなあ。恩恵にあやかっているだけに。
なんでも今の時期はほっておいても野菜がどんどん成長してしまうのだとか。
ちょいと目を離すとキュウリがヘチマのようになってしまうこともあるようで。
これは手伝いに行っている畑のお隣さんの区画。
他人の畑をとやかく言っては何ですが、これはヘチマになりかったますなあ(笑)。
とまれ、手伝いが必要ということはそれなりの作業があるということでして、
まずはこれまたどんどん成長しているトウモロコシにネットをかぶせる作業です。
これ、このように。
トウモロコシは最終的にひと株にひとつだけを大きく実らせるのですな。
そのため、大きくなると鳥(カラスか?)に狙われてしまうので防御するわけです。
一方で、ひと株ひとつにするために、小さいうちに間引いたのがこちら。
これを剥くと中には文字通りのヤングコーンが収まっておりまして、
これはこれで収穫ですな。
こちらはナス、ピーマン、そしてトウガラシの植えてある畝ですけれど、
作業としては支柱で囲うことでありました。
おそらくは、わさわさっと茂りが広がらないようにするためでしょうかね。
本当は奥側のナスと手前左のピーマン、右のトウガラシとの間にも
横に支柱を渡すようなんですが、手持ちの支柱が足らず、中途半端になってしまって…。
とはいえ、そういう状況とは知らぬナスくん、ピーマンくん。
中にはしっかり実りのときを迎えつつあるものがあるようで。
お次の作業はやはり鳥対策でしょうか。トマトにもしっかりネットをかけていきました。
実がつき始めたところには特に重点的に、トウモロコシのように赤い網の小袋をかけます。
他にもこまごまとした作業に手を出しましたですが、
その見返りといいますか、あれこれの収穫もありまして大きなものではこのような。
立派なダイコンと立派なジャガイモ。
昨今、買ってくるダイコンに葉っぱは付いていませんが(持ち運びには邪魔ですね)
ダイコンは葉っぱがうまいのですよねえと、恩恵に預かるようになって改めて。
朝のうち涼しさが続いていて、こりゃあ作業が楽だと思っていたら
ちょいと気温が上がってきたようで、ひと汗ふた汗かいてしまいましたなあ。
やっぱり額に汗して働いて、食べ物が口に入るということであるかな…と、
寅さんのような思いを抱いた畑仕事手伝いのひと幕でありました。