さて、先日サンフランシスコ市内で開催されたお料理教室に参加しました。
カツオと昆布で丁寧に一番だしを取り、そのだしを用いて繊細な味を持つ料理の作り方を学びました。
私はこれまで自分でだしを取ることが多かったのですが、間違った作り方をしていたようです。
早速、家で習った料理の復習を!と思い、はじめに一番だしを用いてお味噌汁をつくってみました。
お味噌汁を一口飲んだハズバンド。「何これ!美味しぎる!!」。
魚の臭みがおさえられる黄金色の一番出汁。日本料理ファンながらもジャッカン魚臭さが苦手な彼にも大好評でした。
そんな彼に、一番だしの正しい取り方と必要なものを教えてあげました。プチお料理教室(彼は聞いているだけですが)。
「こうやって丁寧につくるんだね。プレゼンしてもらって良かった。じゃないと、わからなかったことが多かったから」
と彼。
外国の方で日本料理全体に醤油をかける方がおられます。これで、全てのお料理の味は醤油一色に(涙&さよなら繊細な味)。
そんな彼らの食べ方に対して、「味をわかっていない」という人がいます。でも、彼らにも言い分があって、日本料理と共に育っていないし、
お箸も上手に使えないので、日本料理を食する独特のリズム感がだせません。そのために、フラストレーションを感じたり、味が理解できないということがあると聞きます。
「日本料理についてわかってもらって当たり前」
という気持ちを捨てて、機会があればきちんと話しをすること、お互いの文化をポジティブな気持ちでシェアーをする時間を持つことが大切だと私は感じます。
さて、一番だしのプレゼン&体験以降は、さらなる日本食ファンになったハズバンド。
昨夜は寄せ鍋うどんをつくったのですが、
「Aki、うどんダシをたっぷりときかせてね!ほれ、カツオとかどーんと入れて。今日は特別なダシをお願い~」
と、ウインクしてきます(ウインクされてもな~)。
そんな彼に、うどん用白ゴマ&黒ゴマすり係を任命。
This smells nice!!(いい香り)といいながら、楽しそうにスリスリしていました。
これからは、我が家の食卓に日本食が登場する回数が益々増えそうな感じ。
しか~し!
私達の食卓にかけているのは↑の写真のように、日本の太陽をたっぷりと浴びた手作りの梅干し。米国では手に入りにくいので思いだけ寄せる日々を過ごしていました。
すると!今朝、当アカデミーのRYT200を修了された方から、以下のメールが届きました。
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