Way Rockスピーチ＆コミュニケーション　事務局だより

 会社の同僚二人の会話です

Aさん「今日、何時からだっけ？」

Bさん「5時からと聞いてるよ」

Aさん「えっ、時間変更になったの？」

Bさん「えっ、変更は聞いてないよ。５時からじゃないの？」

Aさん「僕は２時からと聞いているんだけど」

Bさん「ああ、打ち合わせのことだね。送別会のことかと思ったよ」

同じ部署で働く二人、打ち合わせにも送別会にも、二人とも出席します。

この話が始まる直前には、送別される人の話をしていました。

また、打ち合わせは本社から幹部が来る予定なので、Bさんにしてみれば

大切な打ち合わせの時間を改めて聞かれることはない、と思っていたのです。

Aさんの頭の中では、その打ち合わせに来る幹部も送別会に出席すると聞いてるなあ、

打ち合わせは２時からと聞いてるけど、間違いはないよなあ、ということがあり、それを

考えながらの発言なのでした。

 相手の頭の中で自分と同じ考えが進んでいるかどうかというのは

普段よく知っている相手でも、食い違うことがあります。

今回の場合は、なんだそのことか、程度のことで済みましたが

場合によっては、お互いに誤解したまま話が進んでしまう、ということもあります。

Bさんも、送別会のこと？と聞き返せばよかったのでしょうが

今、その話をしていたのだから、という思いで返事をしたのでしょう。

 あれっ？ちょっと違うかな、と思った時には、そのままにせず、

「〇〇のことだよね」と確認するようにしましょう。

あとになればなるほど、相手を責めたくなってしまうことになるかもしれません 

今日もごらんいただき、ありがとうございます

【大阪　梅田の話し方教室 なら】
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