Pilot-Kの「前見て加速!」

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試験官が指摘してくれない不合格理由がある

2016-06-18 10:40:36 | Weblog

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普通一種の運転免許(仮免許を含む)試験では、
減点が30点を超えたら不合格です。

例えば、ある受験生が、「左折」の課題で、
・左に寄せる前に安全確認していなかった(10点)
・左寄せが不十分だった(10点)
・寄せた後にしっかり減速できなかった(10点)
・ハンドルを回す直前に巻き込みの確認をしなかった(10点)
・大回りをしてしまった(10点)
の計50点を減点されたとします。
それだけで、もう不合格なのですが、
その受験生に試験官は、
「進路変更や右左折の際には周囲の安全を確認しなければダメですよ。」
とだけ講評することが想像できます。
試験を終えたばかりの受験生に細かい事を言っても理解してもらえるか疑問ですし、
次の受験生が待っていることも考えれば、
時間的にすべての減点ポイントを教示しきれないのも仕方ないでしょう。

でも、受験生の側は、これを聞いて、
「安全確認さえできていれば合格だったんだな」とは
決して思わないでくださいね。
次回の受験では安全確認がバッチリ出来たとしても、
「左寄せ不充分」と「大回り」で減点され、
その次の受験では、おそらく「右折」で同様の指摘を受けて、
そのまた次の受験では、今度は別の理由で…
と何度も不合格を繰り返す“不合格ループ”に陥ってしまいかねないからです。

試験終了後に試験官が指摘してくれるのは
「“主な”減点ポイント」であって、
すべての不合格理由を教えてくれるわけではありません。
万が一不合格になってしまったら、
「指摘されなくても実は減点されていた個所や練習の足りない課題も有る」
との認識を持って、きちんと補習してから再チャレンジしてください。

もちろん、試験官から不合格理由を指摘されない(=合格)のが良いに決まっていますが。


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