Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

前が通れたらハンドル戻し始め

2017-09-04 13:59:02 | Weblog

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クランク型(屈折型狭路)コースを通過する課題において、
一番危ない箇所は、
前(左に曲がる時は右前、右に曲がる時は左前)の角です。

え?
一番危ないのは内輪差じゃないかって?

もちろん、内輪差も危ないのですが、
パイロットアカデミーの教習生や当ブログの読者諸氏は、
「内輪差では絶対に載せない」との意識を持って、
気持ち奥まで進んでからハンドルを回し始めているはずです …よね。
そうしたなら、
内輪差のことは忘れて構わないはずなので、
むしろ一番ふくらむ前側に気を付けなければならないのです。

で、その“前”がぶつからずに通過できたら、
ハンドルを戻し始めてください。ただし、ゆっくりと。
そして、車体が90°曲がり終えた時に合わせて
ハンドルが(タイヤも)まっすぐに向くようにしましょう。

ところで、このハンドルを戻し始めるタイミングについて、
「車体が90°曲がり終わってから一気に戻す」と教わった
という人もいるでしょう。

たしかに、
そのやり方でクランクコースは通過できますが、
それだと、90°曲がり終えた時に、
車を停止させてハンドルを戻すことになりませんか?

それって(戻す方だけど)「据え切り」じゃないですか。
まあ、スエギリも試験では減点されませんけど、
「車の挙動を体感する」という狭路課題の大きな目的が
達せられないんじゃないでしょうか。
さらには、クランクでそういうハンドルの戻し方をしていると、
カーブや右左折でも、
車が曲がり終わってからハンドルを戻すクセが付いてしまうことが懸念されます。

やはり、クランク内でも、カーブや右左折と同じように、
「後半45°はハンドルを戻しながら」が基本であって、
そのために、前の角が通れたらハンドルを戻し始めるのが良いですよ。


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