Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

渋滞と「合成の誤謬」

2016-05-06 14:19:04 | Weblog

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GWで高速道路の渋滞が
ニュースに取り上げられていますが、
「急ぐと却って渋滞を起こす」という説を聞いて、
納得したところです。

ドライバーが急ごうとしていると、
空いている車線(例えば右車線)への移動を繰り返しがちですが、
その車線(右車線)を元々走っていた車は、
左車線の車が自分の前に入ってくるのを見て、
ブレーキを掛けるか、最低でもアクセルを緩め、減速するでしょう。
そうすると、そのまた後ろの車も減速することになり、
今度は右車線の方に車が並んでしまいます。
そして、それを避けて左車線に移ろうとする車がいると、
今度はまた左車線が込んでしまう、
という悪循環なのだそうです。

1台1台の車は自分が早く進もうとして
ある意味、合理的な行動をとっているように見えますが、
全体としては非効率的になってしまう、
という現象が起きてしまうことにつながります。
これを「合成の誤謬」と呼ぶのだそうです。

駅のエスカレータ前に乗降客が渋滞を作るのも
似たような話かも知れません。

話は変わりますが、この4月から、
ロンドンの地下鉄では、エスカレータの両側での歩行禁止が
試験的に導入されたそうです。
シミュレーションでは立ち止まって乗った方が混雑が緩和するとのこと、
実際にどういう結果が出るのか、興味があります。
ただ、日本では「片側あけ」の習慣が根付いているので、
導入は難しいのかな、とも思っていますが。


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