nobara＊note

レッズは昨夜、済州ユナイテッドとのACL2ndレグホーム戦。
先週のアウェーの一戦を0－2で落とし、昨夜は失点0で3点以上とるしかない状況でした。
とにかくここ数年、ここぞの戦いで結果を出せていないレッズ。
私も奇跡を期待しつつも、ベスト8進出を絶たれる可能性も大きいことを覚悟のうえで、スタジアムへ向かいました。

メンバーは、ラファエルシルバが間に合わず、宇賀神がベンチ外で、左関根、右駒井。前線はKLMでスタート。
それぞれの狙いは両極端で、レッズはがむしゃらに点を取りに行く、攻撃重視の展開。
相手は失点を抑えて、あわよくばアウエーゴールを狙うという守りの展開。
とにかく早いうちの得点が欲しいレッズは、高いボールキープ率で巧みに仕掛けていきます。
とにかくゴールを目指す、選手たちから漂うピリピリとしたムードが、気持ちよいくらいピッチを支配します。
全員が労を惜しまず走り、特にサイドを駆け上がり勝負を仕掛ける関根が、駒井が、実に頼もしい。
シーズンチケット外の試合だったので、自らこの日のためにチケットを買った人だけが集うスタンド。
人数は少なかったけど、力強い応援が広がり、スタジアムの一体感と勝たせたいというムードも最高。

18分興梠のゴールで先制し34分李の追加点、これで両チーム5分の展開に戻りました。
後はもう1点取って、アウェーゴールを許さなければレッズの勝利。
しかし後半も、惜しいを繰り返しつつ、押しても押しても、追加点ならず
交代は、李→青木、駒井→高木の2枚。
涼しい夜の試合ながら、選手たちの体力消耗ぶりがありありとわかる試合で、何とか90分以内に決着をと祈るも、延長戦に突入。
これまで延長もあり得る試合で、慌てふためいて早めに交代枠を使い果たすミシャを見てきましたが
昨夜のミシャは最後の交代を延長戦に残し、交代時間の配分もよかったように思います。
100分、関根→ズラタンで交代枠を使い切り、期待できないズラタンの得点よりも
最後はDFのカバーを兼ねて、那須のパワープレーでもよかったのではないか、と思ったのですが
114分、高木のクロスに合わせた森脇の勝ち越しゴールが決まった後
相手が攻めに転じた後にできたスペースを活かし、前線でキープするズラタンの存在感が光っていたので、この交代も成功だったなと思えた次第。
何度かヒヤっとする場面もありましたが、思ってたほどハラハラもせず、どちらかといえば、ワクワクとした高揚感に包まれた120分間。
スタジアムに行ってよかった、楽しかった、レッズが好きでよかった、選手たちありがとう、森脇選手おめでとう！
いつ以来だろう？？と思えるほど、清々しい気分になれたのですが、乱闘騒ぎは余分でしたね。



終了の瞬間
泣き崩れた森脇の姿が印象的でした。