nobara*note

くらしの中にアンテナをいっぱい張って日々のお気に入りを主婦の目で綴ります、目指すは雑貨屋さん的ブログ♪

三浦しをん 星間商事株式会社社史編纂室

2015-06-07 12:34:58 | 本・雑誌・ドラマ
三浦しをんさんの 星間商事株式会社社史編纂室 を読みました。
タイトルだけでは、果たしてどんな内容だろう??と思わなくもないですが
「舟を編む」を読んだ後では、何となくその路線かな~?と言う予測は働きます。

あらすじ・・・・(「BOOK」データベースより)
川田幸代29歳は社史編纂室勤務。
姿が見えない幽霊部長、遅刻常習犯の本間課長、ダイナマイトボディの後輩みっこちゃん、「ヤリチン先輩」矢田がそのメンバー。
ゆるゆるの職場でそれなりに働き、幸代は仲間と趣味(同人誌製作・販売)に没頭するはずだった。
しかし、彼らは社の秘密に気づいてしまった。仕事が風雲急を告げる一方、友情も恋愛も五里霧中に。
決断の時が迫る。

いわゆる、左遷先としてあてがわれた社史編纂室の5人のメンバー。
遅々として進まない作業が、やはり舟を編むと似ていて、実にのどか。
バブルの時期の内情がぽっかり空いていることに疑問を抱き、深く調べようとするも
関係者にはうまくかわされ、資料も集まらず、脅迫状まで届く始末・・・
それぞれの友情、恋愛、生き方、オタク系趣味を絡めつつ、のんびりとわんわかと話は進んでいきます。
そんな中会社の秘密に接近したメンバーは、表社史とは別に裏社史を編集することを思い立ちます。
果たして、どうやって裏社史が日の目を見るのか、それぞれの恋愛の行方も絡めつつ、終盤は結構ドキドキものです。
ありそうにない話をありそうな展開で描いてある、いかにも三浦さんらしい素敵なお話でした。


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