豊後ピートのブログ

元北アルプス槍ヶ岳の小屋番&白馬岳周辺の夏山パトロールを13シーズン。今はただのおっさん

山で遭難したように見せかけて、実は生きていたというケース

2018年03月29日 | 山ネタ そのほか
詳細は書けないのですが、北アルプスで小屋番してたりパトしていた頃、遭難者がなかなか見つからないケースがあって、その中には謎過ぎるケースがいくつかあったんですね。で、さんざん捜索しても見つからないと「実は遭難を装って自ら失踪したのではないか」と密かに噂されたりすることもあったわけです。そんなわけで、このニュースを見た時は「本当にあるんだなー」と、ちょっと驚きました。

行方不明の地域おこし協力隊員、生きていた 事故装い失踪
神戸新聞  2018/3/28 18:05

引用
昨年1月、新潟県の茂倉岳を登山中に行方不明になったとされていた兵庫県豊岡市地域おこし協力隊員=当時=の男性(33)が、実際は静岡県など各地を転々としていたことが、同市などへの取材で分かった。茂倉岳近くの駅駐車場に軽乗用車を止めっぱなしにするなど、山で遭難したように見せかけていたという。
引用おわり


なんでこんなことをしてしまったのかというと…

引用
男性は秋に同市を訪れ、「進路などで思い悩み、心を病んで逃げてしまった」と謝罪したという。
引用おわり

いろいろあったんでしょうね。なんかわかります。


小屋番時代の後輩に地域おこし協力隊員になったのがいて、当時けっこうニュースに出ていたりしましたけど、元気でやっているんでしょうか。


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