終わってしまいました。そして、終わってからの余韻が凄すぎる…💦

怒涛の本番シーズンを締めくくるに相応しいコンサート2本でした。

まずは、5月13日に開催された、かまくら館のチャリティコンサートです。
大野木はるかさんとのドビュッシー(小品〜ソナタ〜)andロンカプ。
少ない合わせの中で再構築しましたが、この作品たちとは随分長いこと一緒におります。それなのに、まだまだいろんな顔を見せてくれました。
そんな我々にご褒美が。
横手にある、秋田県立近代美術館にて開催されていた、北斎展!このタイミングで神奈川沖浪裏を見ることが出来たのは、我々にとって素晴らし過ぎるほどのご褒美でした!
北斎の線とドビュッシーと音。構図の愉快さ、インパクト、繊細さ。特に、富嶽百景の方でビンゴで繋がっていきます。アハ体験みたい(笑)
当然富嶽三十六景も素晴らしいものは絶対的でした。残っていくもの、名作って凄いな…画面ではなくこの目で見られて良かったですー。

さて、本題にもどしましょうか。
このコンサートへの参加は二度目。
そして、ギターの柴田周子さんやピアノの近藤美穂子さんとも、二度目まして♫でございました。
前回は、柴田さんとフルートの菅原潤さんのデュオ、近藤さんはソロでしたが、
今回は、柴田さんのソロから始まり、若手チェリスト森義丸さんと近藤さんのデュオでした。
柴田さんは、実にキュートな方。経験も知識も豊富なのに、なんだかとても可愛らしくて。前夜祭からお付き合い頂きましたが、とっても嬉しいやり取りができたなぁと。ギターとの作品たち、柴田さんのノーブルな音色でやったら、また違う世界が見えるかもな…なんて(笑)
義丸くん…さん…(笑)は、秋田青少年オーケストラの後輩なので、『あの小さくて可愛い義丸くんがこんなに大きくなって!』という、実にオバちゃん的な感想になってしまうのですが。
義丸くんの演奏していた中でも、私が好きだったのはベートーヴェンでした。義丸くんの中にある真面目さ、熱さがストレートに伝わりました。
ピアニッシモにこだわり抜く美穂子さんのピアノとも、回数は少ないものの、長い付き合いである事をうかがわせる、温かいアンサンブルでした。
我々はるかちゃんとは、なんとトリ。
いやぁ…トリを務めさせてもらえるようになるとは、私も偉くな…
いやいや、そういう事ではなく!!(笑)
実は、このコンサートを主催するK様が大好きなのがロンカプで、この曲でコンサートを締めくくるのが夢の一つなんです!とのことで、その大役をお引き受けした次第。

K様の熱い想い、
沢山の素晴らしい音楽を横手の皆さんに聴いていただきたい!というこの想いは、シンプルで真っ直ぐだからこそ、なかなか実現しづらい事です。
それを沢山の秋田にゆかりのある奏者を次々と(良い意味で)巻き込み、実現に運び続けるということは、本当に素晴らしい事だと思いました。
そこに運良く私も名前を連ねることができたのは、実は物凄いラッキーなことであったのだろうと思うのです。

K様、そして裏で動いて下さった皆様、
本当にありがとうございました。
そして、いらして頂きました皆様、本当にありがとうございました。

そして、五月のふたりのまとめに続きます…

が、もう少しまとめる時間をください💦

Vn_Ryo