ICT工夫
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一、川内原発の再稼働の前に、最低限 30km圏内 9 自治体で住民説明会を開催すること。
二、川内原発の再稼働について最低限 30km圏内 9 自治体全ての正式な議会の議決を得ること。
三、説明を求める住民に対しては、30km圏内外にかかわらず説明会を開催すること。
これが「再稼働への不安が詰まった署名10万通」が求めることです。記録しておきます。全文を読んだ方は感じたと思いますが、地域議会に対する信頼も薄れていないことを私は察しました、これは素晴らしい。

2011年3月11日 14:46 から4年経過しても歴史に学ぼうとしない人々が日本国を滅亡の道に導いている。
ストップ再稼働!3.11鹿児島集会実行委員会サイトから戴いた画像・・・「3.16 - さよなら原発!かごしまパレード」 という jimdo.com のサイトもあります。

川内原発

西日本新聞2015年03月03日記事川内再稼働、九電本店で反対集会 社長面会拒否に憤り

再稼働への不安が詰まった署名簿を抱え、新幹線や貸し切りバスで駆けつけた住民の思いは届かなかった-。鹿児島県内の反原発団体メンバーら600人が2日、九州電力川内原発の再稼働をめぐり、原発30キロ圏9市町議会の同意を得ることなどを求める9万9246人分の署名簿を福岡市の九州電力本店に持ち込んだ。住民側は「九電の最高責任者に不安の大きさを分かってほしい」と、瓜生道明社長による受け取りを求めたが、九電は「広報で対応する」と拒否。署名簿は提出されないまま、交渉は夜まで5時間にわたった末、打ち切りとなった。

「再稼働への不安が詰まった署名簿」という表現で記事を書かれた記者さん、西日本新聞社の記事はこれまでも色々と参考になりましたが、今回はピカ一でした。
この署名は2015年1月下旬から2月23日必着、「3月2日(月)1:00からの福岡・九電本社総行動時に社長に手渡します。」として募集されたものです。この予定は事前に九州電力に連絡されていたと思いますので、当日社長が外出予定ならその旨の返事はあったでしょう。「広報で対応する」という連絡が事前にあったのかどうかは不明です。

3月8日開催された山梨県甲府市での「さよなら原発まつり」のパレードで東京電力山梨支店に渡されたアピール文は事前には今年は受け取れないという話があったようですが、交渉の結果渡せることになり、パレードの途中で東京電力に渡したということです。受取り拒否されたという情報を知ったので、私はブログ記事に『パレード途中の東京電力山梨支店(舞鶴城公園の南側)で要請書のような文書を渡すのが恒例です。』と書いておきました。ネット情報には戦いの布石があらゆる所に打たれていることを見抜けない相手ではないと思っています。
九州電力の上層部も情勢を判断する能力を持っていたら、第一線で苦労している社員の方々が辛い思いをせずに済むものを・・・
恭しく受取り「丁寧にご説明しておりますのでご理解頂きたいと存じます」と申し上げ後ろ手でゴミ箱にポイすればいいじゃないですか、そんなスタイルには慣れているでしょうに・・・
九電福岡本社との交渉のようす(薩摩川内市議会議員井上勝博さんのTwitter投稿写真)・・話に聞くJR東海とリニア事業について話し合う場面とは違います。JR東海は九州電力以下のレベルかな。

川内原発についてブログに書いたのは2件のみ・・・
◇ 2014.10.28 【川内原発】薩摩川内市議会臨時議会、原発再稼働案件ネット中継
◇ 2014.10.12 【川内原発】10月13日の説明会は20日に延期された

過去記事に書いていますが、私が川内原発にも関心を持ったのは、この経緯がリニア中央新幹線事業推進と実に似ていると感じるからです。逆に言えば、リニア推進の皆さんは各地の原発再稼働推進の手法から学んでいるのかも知れないとすら思います。



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