ご存じ、トイレット・ペーパーの三角折り。
次の人が紙を引っ張りやすいように、との配慮のなせる業で、
男性の多くは過去、
女性だったら、やって当然と認識。
仮にやっていなかったとしたら、
「お高くとまっているくせに意外と無神経なんだな」
「ハッキリ言って女性としての品格に欠ける」
「コイツら、マナーというものを知らないのか」
などと呆れていた。
しかし、よくよく考えてみると、
紙を折るのは必ず大か小かの用を足した後で、
恐らく手も洗っていない状態。
だとすれば、如何なる美人が折ったとしても…。
Today's BGM
五月雨(伊勢正三)
海を見ていた午後(山本潤子)
ノロウィルスの集団感染などが危惧される昨今、
「不衛生なのでペーパーは絶対、三角折りにしないでください」
との注意書きをトイレに掲示している病院もあり、
また、中には三角の部分をわざわざ千切ってから使用する、
キレイ好きと云うか、余分に拘りの強い方がいたりして、
折角の思いが何にもならないどころか、
資源の無駄使いにすら繋がり兼ねないので、
諸兄宅に於かれても三角折りはなさらぬよう、
くれぐれも注意されたし。
因みに、噂によると、
日本で三角折りを広めたのは、
約50年前の法華クラブ(ビジネスホテル)で、
目的はバスルームの清掃完了後、
誰もトイレを使用していないことを示すためだったそう。
なお、とあるアンケート調査では4割近くが、
「三角折りしてあると、嬉しい」と答えたのだとか。
0 件のコメント:
コメントを投稿