4/12/2018

嗚呼、無常!



またしても、大がっかり。
40年以上付き合ってきた親友がまた一人、この世を去った。
しかも或る日、突然にだ。

クリーニング屋の倅として生を受けた真面目な元市役所職員で、
定年の数年前に早期退職し、
故郷・二江に程近い五和山中の某福祉施設において、
元気に事務方スタッフとして働いていた同級生のI君(61)。
年長者からも年下からも、
親しみを込めて「マコちゃん」と呼ばれていたのは、
無論パッと見、やすきよのやっさんと、
俳優のでんでん氏を足して2で割ったような些か渋目の風貌ながら、
誰からも好かれる、優しくて超気さくな性格の持ち主だったから。
Today's BGM
祈り(長渕剛)
酒と泪と男と女(藤田恵美)
プカプカ(西岡恭蔵)


伝聞によると、
他界は先月末、病名は「リンパ腫」とのことであったが、
天草市内に住む姉上に昨日、電話で確認したところ、
急性白血病により11月頃熊大に入院。
その後、入退院を繰り返している時、
思いのほか早くドナーが見つかったため、
既に同病院にて骨髄移植手術も済ませ、
この上は国立病院に転院、
そこでリハビリを頑張れば、きっと順調に回復する、
と期待していた矢先、先月28日に親族は固より、
本人も"まさか"の容体急変となり、
薬石の効無く、帰らぬ人となったのだとか。

なお、脂肪の塊りみたいな腫物が出来ていたことは、
小生も昨年実際に会って、この目で確認していたのだが、
その時は大事に至るとは互いに露ほども思わず、
「切れば済む」位に軽く考えていた。
さらに秋頃、北海道からの友人の帰省に合わせて実施した飲み会でも、
本人を含め誰一人異常を感じなかったし、
先月の19日頃に市議選の件で電話した時も、
変わった様子は全く見受けられなかった。
(彼は入院していることさえ明かさなかった)

それから約10日。
まさに無常、青天の霹靂である。

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