テーマ:世界遺産紀行(1089)
カテゴリ:海外旅行
■7月18日(土)~26日(日)の9日間、北欧に行ってきた。■
スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランドと書いたが、フィンランドは、通過したのみで、観光はしなかった。 最初に行ったのが、スエーデンの首都、ストックホルムにある、世界遺産ドロットニングホルム宮殿。 ドロットニングホルム宮殿は、スウェーデン・ストックホルム郊外のローベン島にある離宮である。 この宮殿は、スウェーデン王カール11世の母后ヘトヴィヒ・エレオノーラの命によって1662年に建設が始められ、庭園にバロック様式を採用して1686年に完成した。 「ドロットニングホルム」 はスウェーデン語で 「王妃の小島」 を意味する。 「北欧のヴェルサイユ宮殿」 の勇名を馳せる。 この宮殿は、1744年に結婚したホルシュタイン=ゴットルプ家のアドルフ・フレドリクとプロイセン王女ロヴィーサ・ウルリカに結婚祝いとして、当時のスウェーデン国王フレドリク1世からプレゼントされた。 ロヴィーサ・ウルリカは啓蒙主義思想を持つ優れた才女で、彼女の手によってドロットニングホルム宮殿はさらなる発展を遂げる。この時代にギャラリーや図書館、劇場が増築され、スウェーデンにおける啓蒙時代を作り上げた。 ロヴィーサ・ウルリカの息子で1771年に国王となったグスタフ3世もドロットニングホルム宮殿を愛し、華やかな文化活動が行われた。 グスタフ3世は毎年この宮殿で演劇や舞踏会などを催した。この時代のスウェーデンは 「ロココの時代」 と呼ばれている。 ドロットニングホルム宮殿はグスタフ3世の死後、次第に使用される事がなくなった。 しかしそのために、王領地の自然は保たれた。 1982年に現国王カール16世グスタフは、ストックホルム旧市街の王宮から環境のよいこの地に王家の住居を移した。 1991年には、ドロットニングホルム宮殿を含む王領地がユネスコの世界遺産に登録された。 ヴェルサイユといえば「ヴェルサイユの薔薇」。 主人公、マリー・アントワネットの愛人、フェルゼンは、スエーデン人。 パリに行くときは、2~3週間かけて、馬車で行ったそうだ。 この陶器の中にお湯を入れ、部屋を暖める。 陶器だからさめにくく、エコ!! 「北欧のヴェルサイユ宮殿」 の勇名を馳せる。 というが、北欧の王宮にとって、フランスという大国のヴェルサイユ宮殿は、憧れの的だったのだろう。 日本でも京都に憧れて、○○の京都とか小京都という言い方がある。 ドロットニングホルム宮殿というのは、覚えにくいからストックホルムのヴェルサイユと覚えた。 _| ̄|○ 北欧を代表する世界都市であり、2014年、アメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第33位の都市と評価された。 人口は約75万人。 「水の都」、「北欧のヴェネツィア」ともいわれ、水の上に浮いているような都市景観をもつ。 北欧で最大の人口を誇り、バルト海沿岸では、サンクトペテルブルクに次いで第2位。 戦闘に備えて、島を囲むように丸太の柵が巡らされていた為に、「丸太の小島」と呼ばれるようになった。 これはスウェーデン語で「ストックホルム」と言う。 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.07.28 21:59:54
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