テーマ:映画館で観た映画(8349)
カテゴリ:映画
1912年頃のパリ。 ドイツから来たジュールとフランス人のジム。 文学青年であるジュールとジムは、会ってすぐ意気投合し無二の親友。 ある日、2人は人は古代の女神像のような微笑のフランス娘カトリーヌと出会い、2人とも恋をしてしまう。 奔放な彼女に2人はを翻弄される。 やがて彼女はジュールと結婚する。 だが戦争を経て、数年ぶりに2人と再会したジムは、ジュールからカトリーヌと結婚してくれと頼まれるのだが。 2人の男と1人の女の愛の物語を、29歳のトリュフォーが、ナレーションを多用した自由な語り口で鮮烈に描いた傑作。 ヌーヴェル・ヴァーグが生んだ映画史上に輝く恋愛映画の名編! ■午前十時の映画祭8■の作品で原題を「ジュールとジム」という。 白黒映画で1912年からはじまるので趣がある。 中でも、パリの郊外の水車小屋のシーンは素敵だった♪ 第一次世界大戦も過去の映像をうまく使っているし、絵画みたいなシーンが出てきた。 ジュールの部屋には大きな砂時計があり 時々、ひっくり返していた。 「愛には終わりがある。」ということだろうか? 1962年、フランス、フランソワ・トリュフォー監督作品。 ■この映画、多くの人に影響を与えた。 ★ジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』において、本作の2つのシーンが引用されている。 ■映画「アメリ」に出てくる素敵な橋■ ★キャメロン・クロウ監督の『バニラ・スカイ』において何度も本作がリファレンスされている。 ★ポール・マザースキーが『ウィリーとフィル 危険な関係』でこの映画にオマージュを捧げている。 ★井筒和幸が同じ題名の『突然炎のごとく(1994)』(1994年)を製作している。 ★降旗康男の「あ・うん(1989)」は中年バージョンで描いている。 トリュフォーの他の作品も見てみたい。 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画] カテゴリの最新記事
|
|