テーマ:大阪・大阪人(88)
カテゴリ:八百八橋散歩
ウインズ難波の近くに碑がある、 ■難波新川(なんばしんかわ)■と呼ばれた今は無き川を求めて道頓堀川に向かう。 南海電車の難波駅前にある、なんば高島屋は、御堂筋の南端に位置する。 乳白色のテラコッタタイルによるコリント様式の近代建築。 久野節(久野節建築事務所)の設計、大林組の施工で、1932年に竣工した。 地域のシンボル的存在として大阪市都市景観資源に登録され、2011年1月26日には国の登録有形文化財に登録された。 道頓堀の戎橋筋から南へ・・・高島屋までのアーケード! それが戎橋筋商店街。 元々は「えべっさん」で有名な今宮戎神社の参道で、 戎橋が出来てから400年の歴史を持つ商売の街。 なんば高島屋から「ミナミの花道、戎橋筋(えびすばしすじ)商店街」を北に進む。 狭い筋の上人が多いので、なかなか進まない。 ちなみに、大阪では、南北に伸びる道を「筋」といい東西に伸びる道を「通り」という。 戎橋筋の南側には、観光客でいっぱい。 お目当ては。 ★かに道楽★ 阪神優勝時にはカニが破壊されることがあるが今回はガードされている。 ★竹本座跡★ 「かに道楽」の前には、スタバがあり、そこが「竹本座」のあったところ。 初代竹本義太夫(同頂参照)が貞享(じょうきょう)元年(1684)人形浄瑠璃の小屋として開いたものである。 近松門左衛門(同頂参照)を座付作者として迎えコンビを組み、興行的にも大成功をおさめた。 ■竹本義太夫(たけもとぎだゆう)(1651-1714年)■ ★大阪松竹座 ★ 大阪松竹座は、1923年に欧米諸国より招聘した第一級芸術家を迎えると同時に、時代の先駆となる演劇を上演することを目的として、松竹株式会社社長白井松次郎の手によって、大阪初の洋式劇場として開場した。 松竹直営。 設計は大林組の木村得三郎で、近代建築史に残る名建築との評価を得た。 以来、優秀外国映画の封切と、内外気鋭の俳優の実演、レビュー、コンサート等を取り上げ、文化の殿堂としての役割を果たしてきた。 大阪松竹少女歌劇の本拠地として知られ、第二次世界大戦後から改築工事前の1994年までは洋画封切館であった。 戦後、地下には松竹芸能の本社事務所が長らく存在していた。 テラコッタを使用したネオルネッサンス様式の正面大玄関の特徴あるアーチをそのままに、1997年(平成9年)2月に新築開場。 江戸時代以来の芝居街・道頓堀の五座の伝統を今につたえる唯一の劇場として、歌舞伎を中心とした多彩な演目を毎月公演している。 ミナミには、沢山の芝居小屋や人形浄瑠璃の小屋があった。 写真を撮りに来た日は、映画を見たが、その映画館もかつては、 「敷島倶楽部」という芝居小屋だった。 川に近い所にある劇場へは、役者が川から乗り込む「船乗り込み」が今も行われている。 ■動画船乗り込み■ ■過去の船乗り込みスケジュール■ 14:30 八軒家浜(京阪天満橋駅北側)にて式典開始 15:00 乗船→出航 15:40 戎橋東側にて船上より口上 (大阪松竹座まで移動) 16:00 大阪松竹座前にて式典 16:30 終了予定 ■お問い合わせ 大阪松竹座 06-6214-2211(代表) ■あきない世傳金と銀(3)■でも、主人公、幸が夫の祖母と一緒に、人形浄瑠璃や歌舞伎を見に 天満から道頓堀まで来るというところがある。 って、地下鉄で数えたら、5つほどあった!! ★はり重★ 1498(昭和23)年に建てられた「はり重」は、★大阪松竹座★のすぐそば。 ■はり重■ 地下鉄御堂筋線 なんば駅 14番出口 徒歩2分 にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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