テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
君を想う切なさは恋わずらい 1980年代。 ベトナム中南部、緑豊かなフーイエン省の貧しい村に暮らすティエウ(ティン・ヴィン)とトゥオン(チョン・カン)は、いつも一緒に遊んでいる仲の良い兄弟だ。 思春期を迎える12才の兄ティエウは、幼なじみの少女ムーンのことが気になっているが、うまく想いを伝えることができないでいた。 そんなある夜、ムーンの家が火事で焼け落ちてしまい、しばらくの間、兄弟の家で暮らすことになる。 ムーンと一緒に過ごす時間は、ティエウの恋心をますます募らせていくが、トゥオンとばかり遊ぶムーンを見てティエウは嫉妬。 やがて、幸せだった少年期は突然、終りを告げる……。 ベトナム映画界の新鋭ヴィクター・ヴー監督が、 1980年代を舞台に少年少女の淡い初恋と成長を詩情豊かに綴る青春映画。 12歳のティエウは、幼なじみの少女ムーンを気にかけているが、うまく思いを伝えることができない。 そんなある日、ムーンの家が火事に遭い……。 原作は、ベトナムの人気作家グエン・ニャット・アインのベストセラー小説。 粗末な木の橋や、小さな家、牛を飼っている・・・。 売るものもないくらいに、貧乏で、医者にもかかることが出来ない。 お粥を食べるシーンがあったが、親は我慢していた。 1980年代のベトナムの風景は、貧しい。 しかし、自然は豊かで、川で貝を拾ったりしている。 ◎80年代後半のベトナムの再現◎ ベトナムの人々にとって80年代は、生活が非常に厳しかった時代です。 特に私の親の世代は、この時代の苦労を今でもよくおぼえています。 できるだけ忠実に描きたいと思い、自分の両親をはじめ、当時を知る人たちに会って話を聞くなど、多くの時間をリサーチに費やしました。 生活様式だけでなく、子どもたちが厳格な父を恐れているような家族関係も、当時のベトナムでよく見られた光景です。 一方で、これは子どもの視点で描いた映画です。 子どもの目に映るイノセントで美しい世界を描くため、原作の舞台ではありませんが、ピュアな自然が残るフーイエン省をロケ地に選びました。 フーイエンに実在する一つの村をオープンセットのように使って撮影しています。 劇中の民家のほとんどはセットで、市場もゼロから作りました。 一部、実際の建物も使っていますが、古めかしく見せています。 ロケ地はベトナムの中で最も工業化されていない地域の一つですが、それでも現在の生活様式は80年代後半から大幅に変化しています。 映画を見た人は、もれなく、フォーをもらった。 もちろん、私も♪(^-^*) にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.09.19 17:03:41
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