子どもの夢を ・・・ | おデブログ (●゜〇゜●) = ぽよぽよ ぷよぷよ ま~んまる♪=

子どもの夢を ・・・

笑ってはいけない ・・・ と 思う 奥ちゃまである ・・・ 

 

 

 

というのも ・・・

 

 

 

先日、 うどん屋さんに行ったときのこと ・・・

 

 

わりと 遅い時間だったので、 お店の中には 奥ちゃまたち夫婦と おひとり様客の男性が

 

2人、 そして 1組の 家族連れがいた ・・・

 

 

奥ちゃまたちが 注文をして 商品を受け取り お会計をしている間に 男性客2人は それぞれ

 

食べ終えて出ていき、 席につくころには 家族連れと 我が家だけになった ・・・

 

 

 

家族連れは 小さな赤ちゃんと 3~4歳くらいの 男の子、 そして その両親の 4人 ・・・

 

お外ご飯がうれしいのか、 男の子は ず~~~~っと 甲高い声で おしゃべりをし続けて

 

いて、 なかなかに 騒々しい ・・・ (--;;

 

 

大きな声で おしゃべりしては スマホ中の父親に 「 うるさいっ! 」 と 怒鳴られ、 

 

歌を歌っては また 怒鳴られ ・・・

 

 

それでも めげずに また 立ち上がっては ヒーローキャラクターのまねごとをしながら

 

ポーズを決めて 飛び回る ・・・

 

 

母親は といえば、 熱いうどんを前にしたまま ひざに乗せた赤ん坊にも はしゃぎまわる

 

息子にも 目をくれず こちらも スマホに夢中 ・・・

 

 

赤ん坊は なんとか テーブルの上の丼や コップを掴もうと、 ジタジタしながら 母親の

 

ひざの上で動き回っている ・・・

 

 

 

ありゃ~ ・・・ お若いとはいえ 絵に描いたような スマホ中毒夫婦だな ・・・ (^^;

 

 

願わくば 子どもの安全だけは 守ってあげてほしい ・・・ と 心の中で 願いつつ、 

 

自分の前のうどんに 箸をつけた ・・・

 

 

 

しばらく 食べていると、 件の男の子が ひときわ大きな声で、

 

 

「 ねぇ! ママ~! ママぁ~~!! 」

 

 

と 母親に話しかける ・・・

 

 

何度かは 無視して スマホを見ていた 母親だが、 あまりにも 男の子が しつこいので

 

ついに 目をあげ、

 

 

「 ミズキ、 うっせぇしっっ!! 」

 

 

と 怒鳴った ・・・

 

 

しかし そんなことには 慣れっこなのか、 ミズキくんらしき 男の子、 さらに大きな声で

 

母親に呼びかけ、 

 

 

「 ママ~! ママぁぁ~~~!! あのね! 俺ね、 大きくなったら うどん屋さんになるっっ!! (≧▽≦) 」

 

 

と いきなり宣言した! (笑)

 

 

 

まあ あの年頃の 子どもは 自分が体験した 楽しいことや 嬉しいことなどをもとに 

 

「 将来の夢 」 を 思い描いたりするから、 きっと 彼にとっては うどん屋さんに

 

来たという体験が とてもうれしかったに違いない ・・・

 

 

お店の人にとっても そういってもらえることは きっと 嬉しいこと ・・・

 

 

実際、 奥ちゃまが ふと目をあげると、 カウンターの中で 作業をしていた 年配の

 

男性従業員さんが、 とてもうれしそうに 目を細めて ほほえみながら その親子のことを

 

眺めていた ・・・

 

 

 

なんとも ほっこりした いい雰囲気の 空間 ・・・

 

 

外は 風が強くて 寒いけど、 お店の中は 色んな意味で あったかいんだからぁ~ 

 

感じである ・・・ (^^)

 

 

 

 

・・・ が ・・・

 

 

 

そんな雰囲気も 北風さんには 勝てなかった ・・・ (--; 

 

 

 

というのは ・・・

 

 

 

男の子が うどん屋さんになる宣言 をした 次の瞬間、 

 

 

「 ギャハハハハハハハハ!!! なにそれ~~! ブハハハハハ!! 」

 

 

と 大声で 笑い始めた 母親 ・・・

 

 

父親も 

 

 

「 なんだよ! おめぇ うどん屋になりてぇのかよっ!! ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆ 」

 

 

と お腹を抱えて ゲラゲラ 笑っている ・・・

 

 

 

笑われた 男の子は キョトンとしながらも 

 

 

「 うん、 俺 うどん屋さんになる!! (≧▽≦) 」

 

 

と もう一度言うと、 両親は また ゲラゲラブハブハ 大笑いし、

 

 

 

「 おめぇ バカじゃねぇのかっ! (´艸`*) つか なんで うどん屋なんだよっ! 頭おかしいんじゃねぇの? (笑) うどん屋なんて 儲からねぇし、 やめとけって!! ありえねぇし!! (笑) 」

 

 

と 言いだした ・・・

 

 

 

え ・・・ っと ・・・ そんな大きな声で ・・・ (((( ;°Д°))))

 

ここ ・・・ うどん屋さんなのに ・・・ ((><))

 

 

 

思わず ドキドキしながら カウンターの方をチラ見する 奥ちゃま ・・・

 

 

 

すると さっきまで 穏やかそうに笑っていた 従業員さんの笑顔が ・・・ 消えている ・・・

 

 

やっぱ ・・・ やっぱ そうなるよね ・・・ ((><))

 

 

 

もうこれ以上 おバカな親たちが なにも言わないことを願いつつ、 いたたまれない気持ちで

 

丼に顔をうずめる 奥ちゃま ・・・

 

 

 

いや 別に 奥ちゃまには 恥ずかしがる理由も いたたまれない気持ちになる必要も 

 

ないのだが ・・・ でも ・・・ (><)

 

 

 

しかし、 周りが どんな雰囲気になっていようが 全然気がつけない人 というのは 

 

少なからず いるのも事実で ・・・

 

 

まさに この親たちは そういうタイプの人らしく、 その後も 男の子の夢を

 

 

「 うどん屋って ・・・ (´艸`*) ブハハハ! 」

 

 

「 なんで うどん屋なんだよっ! (´艸`*) 」

 

 

「 マジ イっちゃってんじゃね? やめてくれよ! うどん屋とか! (´艸`*) 」

 

 

と 延々 笑い飛ばしまくった ・・・

 

 

 

大笑いのうえ けなされまくった 男の子は よくわかっていないけど なんだか 言っては

 

いけないことを言っちゃったのかも ・・・ ってな 雰囲気を 感じ取った様子で、 

 

さっきまでとは 打って変わって テンションダダ下がり状態 ・・・ 

 

 

 

あ~あ ・・・ かわいそうに ・・・ (-""-;)

 

 

 

その様子を見ながら、 奥ちゃま、 幼いころの自分の体験を 思いだしていた ・・・

 

 

 

奥ちゃまは 幼稚園のころ 通っていた 音楽教室の先生が 大好きで、 週1回の 

 

レッスンの日が とても楽しみだった ・・・

 

 

レッスンが終わると 幼稚園で描いた絵を見せたり、 運動会でもらった メダルを

 

見せたりし、 先生が

 

 

「 よく頑張ったね~! 」

 

とか

 

「 上手だね~! 」

 

 

なんて言ってくれた時は ホントに ホントに 嬉しかったことを 今も覚えている ・・・

 

 

 

小学生になり、 その先生に ピアノの個人レッスンも してもらうようになった ・・・

 

 

音楽教室では 何人ものお友達が一緒だったし、 ママたちもいたが、 個人レッスンは

 

大好きな先生と 2人きり ・・・

 

 

なんだか 特別な気がして うれしくて うれしくて、 有頂天になっていたのだが ・・・

 

 

何度目かのレッスンの時、 その日 学校で返してもらった 「 将来の夢 」 を書いた

 

プリントを 先生に 見せると ・・・

 

 

 

「 え? ぽよ☆ちゃんの夢 って ・・・ ブッハハハハハハハ!!! ヾ(≧▽≦)ノギャハハ 」

 

 

と いきなり 大笑いされたのだ ・・・

 

 

そして 

 

 

「 え~~~! (´艸`*) どう考えても ムリだよ~~! (´艸`*) 」

 

 

と 思いもよらぬ 全否定! (爆)

 

 

そのプリントには 

 

 

『 わたしの しょうらいのゆめは かしゅになることです。 うるさいきょくではなく やさしいうたをうたう かしゅになりたいです。 』

 

 

と 書いてあったのだが ・・・

 

 

まあ、 ある程度の年齢がいった 大人が そんなことを言いだせば 

 

「 おいおい、 歌手って ・・・ (´艸`*) 」 

 

と 笑われても 仕方がないかもしれない ・・・

 

 

でも ・・・ こないだ 幼稚園を卒園したばかりの 子どもの言うことである ・・・

 

 

 

それを おおよそ 好意的とは思えない 笑い方をしながら 全否定とは ・・・ (--;

 

 

しかもね ・・・

 

 

何度も 何度も おかしそうに吹き出しながら、

 

 

「 あのね ・・・ 歌手っていうのは すごく歌がうまくて 顔がきれいで スタイルがいい人じゃないと なれないの! (´艸`*) だから こんなに 太ってて 丸顔の ぽよ☆ちゃんには 絶対無理よ~! (´艸`*) ブハハハハ! 」

 

 

と 続けた 先生 ・・・

 

 

自分の親以外の 大人から こんなに 嘲笑的な笑い方をされたのは たぶん この時が

 

人生初めてだったし、 その相手が 大好きな先生だった ということも ものすごく

 

ショックだった ・・・

 

 

まあ、 すぐに 辞めることもできなかったので 一応 小学校を卒業するまでの6年間は

 

その先生に レッスンを受けていたが、 未だに あの時のことを思いだすと なんとも

 

言えない感情が 湧き上がってくる ・・・ (-""-;)

 

 

 

そんなことがあって ・・・

 

 

大人になり、 歌手にはなれなかったが(笑)、 大好きな 子どもたちと触れ合う仕事に

 

就いた ・・・

 

 

で、 その仕事をしていくうえで 自分がまず決めたことは ・・・

 

 

「 子どもの発言を 笑わない(嘲笑しない) こと 」 

 

 

どんなに 突飛なことを言われても それが その子の 精一杯考えた発言なら、 大人は

 

それを 大人の感覚で 嘲笑ってはいけないと 思うのだ ・・・

 

 

まあ、 3歳児たちに 「 大きくなってなりたいもの 」 を 訊くと、 

 

「 ぞうさん~! 」 とか 「 ジャガイモ~! 」 ってな 思いもよらないことを言う子も

 

いるし、 

 

 

「 お母さんが 作ってくれるご飯で 一番好きなものは? 」

 

と 訊いた時に

 

 

「 白いご飯! 」

 

 

って 言われると 「 それを 誕生日カードに 書けと? (--; 」 と かなりな 苦悩を

 

強いられることもある ・・・ (^^; (笑)

 

 

まあ、 そこから先 どんな風に 子どもの口から答えを導き出せるかは 先生の手腕に

 

かかっているんだろうけどね ・・・ (^^;

 

 

だから 子どもなりの一生懸命 には 大人も 真摯な気持ちで 向き合うべきである ・・・

 

というのが 奥ちゃまの 持論である ・・・

 

 

 

 

さて その後 ・・・

 

 

奥ちゃまたちが お店を出るときになっても その両親は まだ スマホと

 

にらめっこ中で、 男の子は 座敷席の畳に 寝っ転がって 泳いで(笑)いたので、

 

その親子が どうなったのかは 知る由もないが ・・・

 

 

 

どうか あの子が これから先も 沢山 たくさん 夢を描いていけるように ・・・

 

そして 親たちが それを嘲笑って 夢を壊しませんように ・・・

 

 

と 他人ごとながら 切に願う 奥ちゃまであった ・・・

 

 

 

うどん屋さんになりたい! ってのも ステキだと思うけどね~ (^^)

 

 

 

皆様は 小さいころ、 なにになりたかったですか~? (^^)

 

 

 

 

ではでは 今日はこの辺で!

 

また明日~! (^^)