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仕事で、フィレンツェの郵便局に行くことが度々あるのですが、

今日は、とっても親切な係の人にあたって、ラッキーだったわ~。

ここの郵便局は、感じの良い方が多いのですが、今日の人は、特に親切だった。

作業についてはもちろんだけど、しらなかったイタリア語の単語まで教えてもらっちゃった(笑)

「あなた、とっても親切な方ですね。どうもありがとうございました。さよなら~」っていったら

ステキな笑顔で「またね~」って言われましたニコニコ

(ちょこちょこ行ってるんで、アジア人だし、顔を覚えられてるのかも。)

 

 

 

先日の、残念なお肉を食べた後、散歩がてら駐車場に向かいテクテク川沿いを歩いていると、

ピサの水のパリオがもう始まる時間・・・・・を過ぎていたニコニコ

 

しかし、まだ始まってない様子。

 

この写真はiltirrenoより

 

通常、夕方から、このようにパレードが行われ、

レースの前の時間帯には、アルノ川沿いを中世の衣装の人たちが通ります。

 

パリオという言葉は、シエナの馬のパリオの代名詞のようになっていますが、

パリオという言葉自体は「対抗戦」という意味なので、イタリア中に「~のパリオ」があります。

 

ピサの場合は、

パリオ・ディ・サンラニエリ Palio di San Ranieri 、サンラニエリのパリオです。

名前が長いですし、日本の方が覚えにくいかな、と、わたくしが勝手に

「水のパリオ」と名付けましたうれしい顔

 

 

 

 

みよ、この人だかり。

 

アルノ川のヘリに、上流から、下流までぎっしりです。

 

 

 

 

わたくしのいた、ゴール付近の橋の上も、この様子。

 

 

いつかも書きましたが、この水のパリオは、ジョーコ・デル・ポンテより古いです。

あんまりリンクが多いのも、うっとうしいだろうなとこの間思ったので、再度書きますと、



1284年に、ラニエリさんが、ピサの町の聖人となります。
1292年、聖母マリアの被昇天の祝日(毎年8月15日Ferragosto)にパリオが開催されました。
      (今の形式とは違うけどね)
1509年、フィレンツェのピサ征服後、パリオは廃れていきます。
      よその人に町を征服されるとよくある話でございます。

 

 

船は、手漕ぎボートで、こんな風にチームの色のライトがついていて、

夜見ると、とぉ~ってもキレイです。

 

チームは、地域別に4つ。
赤: サンマルティーノ San Martino
緑: サンタントニオ Sant'Antonio
青: サンタマリア Santa Maria
黄: サンフランチェスコ San Francesco

 

2014年は、赤のサン・マルティーノ

2015年も、赤のサン・マルティーノ→去年は、ビックリなことも起きました。

最近は、サン・マルティーノの勝利が続いております。

 

少し前は、青のサンタ・マリア Santa Mariaの強い時代が続き、

更にその前は、緑のサン・タントニオ Sant'Antonioの連勝が続いていました。    あれ?黄色は?

 

 

この写真はiltirrenoより

 

我が子に、ピサの伝統行事を伝授するイタリア・パパ。

こうして、小さい時から経験することで、懐かしさやいろんなことが記憶に組み込まれていくわけです。

 

しかし、もう22時半ごろだから、子供は寝かせなよ、と思うのですが、

イタリアは、大人の時間に子供を合わせる人が、すーっごい多い!

 

イタリア人は知らないんだろうか、子供は長い時間寝ないと脳が発達しないということを。

だからイタリア人は、バ○なのか(笑)

 

 

 

この写真はiltirrenoより

 

船は、上の写真のように、8人の漕ぎ手、操舵手、そして、登り手の10人で構成されます。

向かいのゴールの船に飛び乗った、上り手を見守る漕ぎ手。

 

 

 

この写真はiltirrenoより

 

約10Mのロープを素手で上って、頂上にある旗を取ったチームが優勝です。

命綱もなしよ~。

 

 

現在のような、形式になったのは、レパントの戦い後。
1571年、レパントの戦いで大勝した際、オスマントルコの旗を勝利の印として持ち帰ります。
(スペイン・イタリアの連合艦隊が、レパント沖でオスマントルコに大勝しました。
この時、サン・ステファノ騎士団も参加しています。この時に持ち帰った旗は、
ピサのサン・ステファノ騎士団教会、Chiesa di Santo Stefano dei Cavalieriにあります。
ちなみに、水のパリオの優勝、そのたもろもろの旗も、この教会に保管してあります。)

こうして、圧勝した戦いを記念して、最後に旗をとる競技となりました。
そして、1718年以降、6月17日のサン・ラニエリの日に行われるようになります。

スタートから700年余り続き、今と同じ形式はかれこれ300年続く伝統競技。

 

 

 

今年の優勝者は、

 

 

 

この写真はiltirrenoより

 

青のサンタマリアだ~!

 

 

 

 

レース後、川辺の観客が、拍手と歓声で、選手たちをたたえます。

 

わたくしたち、約2M男と170㎝のデカデカ夫婦なので、人がいっぱいいても、こんなに良く見える爆  笑

いやー、たまにはいいことなくっちゃね☆

 

 

 

この写真はiltirrenoより

 

リーダーを、チームがたたえます。

 

この4つのチームで、3月の世界で一番早い新年 カポダンノ・ピサーノに行われる
レガッタレース、Regata del Capodanno Pisanoでも競いま~す。

 

 

 

この写真はiltirrenoより

 

市長と記念撮影。

 

あ、旗で市長が。。。。矢印が市長でございます。

 

 

 

 

今は川面にライトをつけていますが、昔も同じような光景だったんだろうなー。

 

こうして、伝統的競技が、また1つ終わりました。

今月25日に最後の伝統競技があります。

 

 

 


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