わたくしの勤めるフィレンツェのフランチェスコ・リオネッティにお越しくださったお客様と話していて
わたくしがピサからフィレンツェに出勤しているというと、その苦労をねぎらってくれました。
ありがたやー。
日本なら、おそらく1時間くらいだと思いますが、
イタリアでは、ドア・トゥ・ドアで、タイミングよくいくと1時間半、通常朝は2時間かけて行ってます。
これでも、15年くらい前とくらべたら、時間はずいぶんと正確になったし、
電車もフレッチャシリーズができて速くなった。
フレッチャシリーズは→過去記事をどうぞ
といっても、イタリアの電車は、日本の新幹線のようにずーっと速いわけではなく、
速い時もある。 って感じ。
20分遅れの時に途中飛ばして、10分遅れまで回復させちゃったりもする(笑)
フレッチャの1000番は、300㎞走行で、最高400まで行けるとのことだったけど、乗ってみると
うーん、そうか?って感じ ところどころ速いだけだから
ある晩、ピサへの帰りに、途中の草ボーボーでどこだかわからない場所で、しばらく止まった後
(全く放送なしだったから、たぶん時間調整。)
その遅れを取り戻すかのように、どんどん速度が上がっていった。
揺れるな~と思って、ふと表示を見ると、
157㎞/時
ローカル線の快速って、こんなに出るんだー!
びっくり。
知らなかったわー。
あ、でもそんなもんか。
ピサとフィレンツェの距離って80㎞くらいでしょ。
ローカル電車の種類によって、50分-1時間20分くらいだから。
ああー、疲れがぬけなーい。
仕事の疲れと、ショーペロ(ストライキ)の疲れが。
実は、9月イタリア鉄道のショーペロがあったのよねー。
また。
えぇ、また。
シーズンごとにやってるからね、ショーペロ。最近だと、6月、9月と。
去年も同じシーズン、やってたし。
もう、ショーペロ、ショーペロと定期的に言ってるから、皆さん飽きたかなー
ショーペロ中でも、朝晩の出勤時間は、電車があるので、いつもより1時間早く出れば、電車でフィレンツェまで行ける。
しかし、今回は何と、当日駅についてショーペロと知った
なんだよー、いつもなら、前日放送が入ったり、張り紙してあるのにー。
ということで、急遽バスで、フィレンツェへ。
ピサムーバーという新しい乗り物ができましたが→これ
値段が高いので、わたくしは、いつものようにバスで。
そしたら、変なところで皆が降りていく。
バスの運転手さんに「空港って、ここで降りるんですか?」って聞いたら「そうだよ。」と。
左上の、円のところが最終停留所。
遠い!
前は、空港の建物の前にバス停があったので、降りてすぐ空港だったのにー。
かなり外側に移動。
バスを降りて、空港方向にまっすぐは歩いて行けなくて、小さいけどロータリーがあってすごい遠回り。
しかも、途中、歩道がなくなっていたりして、これ、スーツケース持っている人には辛いわ。
みなさーん、ピサ中央駅から空港までは、スーツケースがある場合は、ピサムーバーのほうがいいよー。
てくてく歩いて気づいた。
ピサムーバーがすごい良い位置にある。
何がなんてもピサムーバー使わせるつもりだな。
ま、そうだよね、赤字になると、ピサ市が援助しなくちゃいけないから、何が何でも回収しないと。
ちなみに、一番上のカーブのついた四角がピサ中央駅、
その下の丸がバス停、
一番下の四角が空港の建物、
びょいーんと引いてある線がピサ空港の滑走路です。
はー、えらいこと歩いたわ~と思っていたら、なんと、さらに変わっていたことが!
フィレンツェまでのバス会社、Terravisonがなくなっていた!
フィレンツェまで、予約しておくと片道4.99ユーロと、一番安かったのにー。
フィレンツェまでのバス移動は→過去記事をどうぞ
バスチケットを買う場所は変わっていないので、ご安心ください。
しかし、チケットを買うにも、窓口二つとも誰もいない!
わたくし、お仕事いかなくちゃいけないのー!
と、きょろきょろしてみると、2つ並んだ窓口の右隣に、今まではなかった小さなボックスが。
おばちゃんが中に!
「すみませーん。あそこの窓口2つともしまってるんですけど、ここでもしやチケット買えますか?」
ときいたら、別会社だけど買えると。
しかし、一番早いバス(チケットの空きのあるバス)で、11時半!
うおーい、フィレンツェつくの午後になっちゃうやーん。
「わたし、仕事行かなきゃいけないからなー。その時間かー。」と思わずつぶやいたら
おばちゃんが「あのね、空港の建物の中に、別のバス会社があるの。そこなら、うちより早いはずよ」と。
ぐおおおお!なんて親切☆
「あー、助かりますー♪ご親切にどうもありがとう~♪♪♪」と言って、小走りしていくと、
そのカウンターのお姉ちゃんは、めっちゃ不愛想で、感じが悪かった
しかも、片道12ユーロもした
天使のおばちゃまの後の、不愛想女子は、落差が大きかったわ。
カウンターに時間を表示させてはいたが、「次のバスはもしかして、この時間?」と聞いたら
「そうよ。」だって。
チケットを渡すときに、何時発ですとか言ってよー。
しかも、あと3分で発車。
ダッシュしましたー。
はー、ショーペロに慣れすぎて、ドキドキしなくなったとはいえ、疲れるー。
ランキングが、イタリア生活と更新の大きな励みになっています
ポチポチっと、いつも一手間ありがとうございます
↓ ↓
携帯の方はこちら→いつも応援ありがとうございます
本日は「どうした?」
ページに「いいね」をありがとうございます