朝、いつもの様にバタバタと出かける準備をしていたら、

のっぽママから、ワッツアップに連絡が。

 

「とすの家族はみんな大丈夫?地震大きいみたいだけど、親戚の人も大丈夫?」ってびっくり

ネットで見たら、うおおお、大阪!

実家に連絡したら(大阪じゃないんです)、

大阪の親戚は無事。ちょっと上のものが落ちた程度だったんですって。

 

亡くなった方もいらして、痛かっただろうなぁぐすん

かわいそうに。

関西方面のみなさーん、大丈夫でしたかー?

帰宅するのも、大変だったのでは。

わたくしも自然災害で、ひーひー言って帰ったことが1度ありまして。  

イタリアでは災害じゃないのに、似たような経験が

 

暑い時期だし、お風呂入りたいだろうな。。。

みなさんが、守られますように。

 

 

 

 

斜塔がライトアップするのは、イベントのある日。

イベントの種類によって、色が違います。

 

毎年、6月17日は、ピサの町の祝日。

地方自治の強いイタリアでは、町の祝日には、学校も企業もお休みです。

各町に聖人が設定されていまして、その聖人の日が、祝日になります。

 

しかし、今年は日曜日ガクリ

イタリアには、振替休日というものが存在しない。よって、ただの日曜日でした。

この日は、特別なミサが行われ、また、町中に露店がでます。

そして、聖ラニエリのパリオ Palio di San Ranieriと呼ばれるレガッタ・レースが行われます。

水のパリオは→過去記事をどうぞ

 

前日の6月16日は、前夜祭で、こちらの方が盛り上がるかな。

ルミナーラと言って、300年以上続くお祭りです。      ルミナリエと違いまっせー

 

人口約9万人の町に、多い時で11万人が集まります。

 

 

 

 

駅前広場に、今年はハンドメイドの市場がでて、

 

 

 

 

ピサの町の大通りは人が多くなり、

(この時間はまだ少ないほう。この後、ぎっしりになります。)

 

このまま、町の中心に向かうと、

 

 

 

 

お祭りの定番バルーン屋さんが。     綿菓子屋さんもいたよー

 

 

 

 

このおじさんが着ているのが、ピサの町の紋章「ピサ十字」

中世の時のように「ピサ共和国 Reppublica di Pisa」と書いてあります。

 

この人たちは、花火を見るのに、この橋の上に場所取りをしているのです。

この時19時半くらい。

 

花火は、23時から(年によって23時半からの時も)。

橋の上でピザをテイクアウトしてピクニックみたいに食べている人たちや、

 

 

 

 

こういう露店で、食べる人も。

 

でもすぐ食べ終わっちゃうから、長いこと待たねばならない。

わたくしたちは、レストランを予約しておいて、

町歩きしてから、ゆーっくり夕飯を食べて、花火をみることに。 

 

この日は、早めにいかないと駐車場が見つかりません。

道もいくつか通行止めになるし。

観光客向けのレストランなら回転も速いし、席も多いので、入れるかもしれませんが、

基本、この日は、レストランを予約しておかないと入れない日ですー。

 

それでも、さすが、「前もって」が苦手なイタリア人、

「もしや席、あいてたりしますか?」と聞きに来ている人が何組もいました。   ないよ

 

 

 

 

花火は、アルノ川に、一定の間隔に設置された、超小型船から↑

打ち上げられます。

 

地面よりも下の、川面から打ちあがるので、花火が開いたときがすごい近いの!

 

そしてこの前夜祭の特徴は、アルノ川沿いの建物に灯されるろうそくの光。

その数11万個。

 

 

 

 

ボランティアの人たちが、こうして手作業で、ろうそくを用意し、

 

 

 

 

窓1つ1つにろうそくをかけていきます。

 

 

 

 

まだぼんやりと明るかったのもあるけれど、今年はろうそくの光が小さく感じました。

 

 

 

 

光っているところは、すべてろうそくです。

 

直にろうそくを立てると、垂れたろうが熱いしうれしい顔

火事の防止もあって、

 

 

 

 

こんな風になっています。

 

欧州のお墓に置く、ろうそくみたいな(笑)

 

 

 

 

人が写るように設定して撮ってみました。

 

右側にいる黒っぽい服を着た人たち、わかりますか?

シスターたちも祭りに来ていたのー爆笑  

日本でお坊さんが袈裟着て、祭りに来てるの見たことないよねー。

イタリアに来ると、

外国人シスターたちも行動がイタリア人のように自由になるのか。

 

 

祭りには、シスターもいれば、こんな人たちもいた。

 

 

 

 

この日、結婚式をした夫婦。    あ、隣のおっちゃんの手ががっつり入っちゃった

 

どわーっと歓声がきこえたので、?自分?と思ったら、

「おめでとう~♪」という声と拍手でした。

 

おめでとう、という気持ちと、

おそらく昼から教会式、披露宴をして、そのまま祭りにくりだして

本人たちもそうだが、その後ろについていた友達グループのみなさんに

「長丁場、お疲れさま~☆」と思いました。

 

 

 

 

はーい、花火です。

 

矢印のおっさんのように、景色撮ってるのに、

誰か一人は必ず、カメラ目線の人がいるのもイタリアの特徴。

イタリア旅行の際、ぜひ景色を撮った後チェックしてみてください☆

 

イタリア人、撮られるの大好きだから、今まで頼んでNoって言われたことないわ。

 

 

はい、10秒動画。

今年は花火もしょぼかったし、音楽もなかったし、パッとしなかったなー。

 

 

 

 

ろうそくも、消えていたり、ろうそくがついてない(つけるの間に合わなかった?)

ところがあったり。

いつもなら、19時半には全部ついてたもん。

 

なんでかなーと思ったら、

今、ピサの市長いないの。

3人の候補がいて選挙したら、過半数をとった人がいなくて、2人に絞って

次回の選挙が行われるの。

 

イタリア政府のように何か月も決まらないってことはないと思うけど、

トップがいないから適当だったのかなー。

 

去年は、市長の最後の年だったからか、

ろうそくも、音楽と花火のコラボも、花火の数もすごかった。

毎年恒例、時計塔からの花火も今年はなかったし。

 

 

翌日の新聞を見たら、

ろうそくがたくさん消えていたのは風のせいと書いてあった。

フタついてるのになー。     ろうそく自体がついてないところもあったよ

花火のことも含めて、

この30年で一番ひどいルミナーラだった。」

と酷評されていました。

 

だよねー、同感。

初めてピサのお祭りに来て、今年のを見た人がいたら、

しょっぼー!って思ったことだろう。    いつもはこんなじゃないのよ~

来年、例年通りに行われたら、とても素晴らしく見えることでしょう照れ

 

 

 

 

家でいろいろやって、疲れてたけど花火を見ようと来たのに、

こんな仕上がりで、もやっとしていたので、

輝くピサの斜塔を見てから帰りました。

 

 

初めて見たのはいつだったかなー2012年か?

2017年のほうが楽しかったなー

2015年もすばらしかったよー

 

 

来年は、ルミナーラは、日曜日。翌日に響くから家だな。

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