それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「売れるアナログ書籍を考えてみる」なのだ。

2018-04-23 18:53:22 | Weblog
 デジタル書籍が一般的になってどれ位経つのか知らないけど、現在までは爆発的な人気が出ることもなく、でもアナログ書籍に対する売り上げ比率は年々上がっているようで、マンガに関してはアナログ書籍に勝る時代になった。
 で、なぜデジタル書籍の人気がもっと高まらないのか?に関して考えてみたなら、色々な要因があるだろうけど、最大の要因は最大の買い手である読書家や本作りに関わる人達の多くがデジタル書籍になじもうとしていない点にあると思われる。アナログ書籍派の人達の意見としてよく聞かれるのが「デジタル書籍は長時間使用すると目が疲れる」「紙の手触り、匂いが良い」「電気・電池の有無に読書をジャマされない」といった意見だ。これを見ていると、デジタル書籍とアナログ書籍のメリット・デメリットの足し算引き算よりも、気持ちの有り様が結果に影響していることが伺える。
 ・・・と、ちょっと否定的っぽくに書いたけど、筆者はアナログ書籍派を否定しているわけでは無い。断じて無い。だって、人の好みなんだから。重要なのは、第三者的に筆者的に、そういう傾向が見られたら、そこに向けて商品を開発するのが建設的だということに違いないわけがあろうか?いや無い!そうであってくれ!!お願いだから!!!
 というわけで、今回思いついたのがアナログ書籍派に向けたアナログ書籍だ。その名も『オートツ書籍』。これは、アナログ書籍派の好みを最大限(※現時点における)に取り入れた書籍で、普通の活字印刷に加えて、いわゆる点字の凹凸も印刷してあるという超優れものだ。これのメリットとしては、「紙の手触りをより楽しめる」「真っ暗でも読める」「目が疲れない」などがあり、また「本を目の前に置かなくても読める」ので、退屈な会議の時などに重宝する。はっきり言って、これまでのアナログ書籍で出来なかったことを、ここまでカバーした書籍があっただろうか?この書籍は、従来の読書スタイルを一変させる画期的な存在となろう!
 一応考えられる若干の難点としては、「凹凸のために書籍が分厚くなる」ことが一つで、持ち運び時に荷物になりやすくなってしまう。また、「点字を覚えないと読めない」という点も挙げられる。ただまあ、そこは大好きなアナログ書籍のためだから、努力は惜しまないでしょう。そこは、ユーザーにお任せします。
 製造サイドは、すでに確立されている点字書籍を参考にすれば良いだろう。多分。だから、開発期間はほぼ必要ないはずだ。
 ・・・といった素敵な書籍を出版会社に売り込みたいと思うので、より良いプレゼンをするために点字書籍のことをもっとよく知っておこうと思い、そのために今日から寝るのが遅くなりそうなのだ。
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