こんにちは。福島です。

いま、ある木造建物を設計しています。

毎回設計していて思うことは、簡単そうに見えても設計に要する時間はそれなりにかかるということです。困ったことにクライアントは簡単そうにみえる=時間もかからないと思っていることでしょうね(-_-;)。

要となる基本設計が一番時間を要します。

プラン,デザイン,材料,性能,法規,構造と大体がこの基本設計で決まります。

ここをしっかり検討しないとあとで手戻りすることが多く、余計に時間がかかるのです。

ちなみに木造住宅でも描く図面はこれだけあります。

まず意匠図面として
特記仕様書,配置図,仕上表,平面図,平面詳細図,立面図,断面図,断面詳細図,屋根伏図,展開図,部分詳細図,天井伏図,建具表,家具図,外構図など。

構造図として
特記仕様書,基礎伏図,梁伏図,小屋伏図,軸組図,補強詳細図など。

電気設備として
特記仕様書,動力,弱電,コンセント,照明,など。

機械設備として
特記仕様書,給排水,換気,冷暖房,など。

省略したり、兼務して図面枚数が減ることもありますが、概ねこれだけあります。

どうでしょうか。もし今、家を建築中の方、これだけ図面ありますか?

ないということはそれだけ効率的な図面ということでしょうか。その効率はどっちの方向でしょうか?


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